桜井政博のゲームを遊んで思うこと2 (ファミ通BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047330122

作品紹介・あらすじ

作り手もゲームを「遊ぶ」!遊び手視点からのコラムをおもに収録!巻頭特集、40年以上も遊び続けた!ゲーム遍歴をピックアップ。

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:桜井政博のゲームを遊んで思うこと2
    著者:桜井 政博

    ■概要

    週刊ファミ通連載中「桜井政博のゲームについて思うこと」の本、再び!

    週刊ファミ通で好評連載中の「桜井政博のゲームについて思うこと」から、
    桜井氏がゲームを「遊ぶ」ことにこだわったコラムを集めたゲームファン必携の1冊。
    なかでも、著者自身が実際に遊んだゲームを黎明期から年代順に紹介
    していくこだわりのゲーム特集は必見!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    カービィ、スマブラのディレクターである桜井さんが、色々なゲームを遊んで
    思うことをコラムにしています。
    まず思うのは、何をどうしたらこんな数のゲーム遊べるの??ということ。
    時間の使い方が上手いのかおかしいのか。
    ジャンルも幅広いし、業界にいるだけあってアンテナがすごい。
    色々なゲーム機の色々なゲームをプレイしています。
    恐らくコラムに書いていないゲームも結構やってそう。

    ゲームが好きな人なら楽しめる一冊です。

    ■気になった点

    ・どういうゲームでも賛否両論にさらされるでしょう。

    ・共通の敵が生まれれば、団結が出来る。

    ・犠牲者が2万人なら「二万の世界がなくなった」ととらえています。
     (東日本大震災を受けてのコメント)

    ・人によって異なるものを一元化するのは好きではない。
     人は主観でしか生きられない。

    ・新しい7ソフトのクオリティが、お客様の水準となる。

    ・名言が自分の中で具体的に役立ったことは一度もありません。
     (自分が消費者の場合のみ。製作者の場合には、名言も読みます。)

    ・自分を動かすのは自分でしかないということです。

    ・~~のようなという形容が、個性をつぶしていきます。

    ・当たり前のルールを当たり前と思っていたら、進化も変化もない。

  • 様々なゲーム(レトロから最新作まで)を、仕組みという軸から分析した本。『ゲーム性』や『顧客思考』、『開発コスト』などの軸は前のシリーズから変わらず。

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著者プロフィール

桜井 政博(さくらい まさひろ)
1970年生まれ。株式会社プロジェクトソラ代表、ゲームデザイナー/ゲームディレクター。
HAL研究所に入社し、22歳で初のディレクターを務めたゲームボーイソフト『星のカービィ』で大ヒットし、シリーズ製作に関わる。『大乱闘スマッシュブラザーズ』で製作と販促を努め、こちらも世界的な大ヒット作に。任天堂シリーズの各キャラクターが日本国外でより知られるきっかけにもなった。
2003年HAL研究所を退社。フリーのクリエイターを経て、2009年任天堂の子会社である新会社『プロジェクトソラ』のディレクターに就任。2015年には『日本ゲーム大賞』で「経済産業大臣賞」を受賞した。

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