殺戮の天使 UNTIL DEATH DO THEM PART

著者 :
制作 : (原作)真田 まこと 
  • KADOKAWA/エンターブレイン
4.46
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本棚登録 : 315
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047341159

作品紹介・あらすじ

ビルの最下層で目を覚ました13歳の少女レイ。彼女は記憶を失い、自分がどうしてここにいるかさえ分からずにいた。そこに現れたのは全身包帯で覆われた殺人鬼ザック。
「お願いがあるの お願い、私を殺して」
「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ」
二人の奇妙な絆は、そんな"イカれた約束"をキッカケに深まっていく。 果たして、ここはどこなのか。二人は何の目的で閉じこめられたのか。 彼らを待ち受ける運命とは。 密閉されたビルから脱出する決死行がはじまった……!
完全ノベライズ版、第一弾ついに登場!

感想・レビュー・書評

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  • アニメを見てここに行き着きました。
    アニメではカットされていたことがところどころ
    書かれているので飽きずに読めています。
    破綻している所が一巻ではなく、読みにくい
    ような描写も少ない(というかほとんどない)ので
    アニメ、漫画が好きな方は少し量は多いものの
    読むことをおすすめします。

  • 主人公・レイチェルが目を覚ましたのは深い地下の底。彼女は家に帰るために脱出を志す__はずだった。が、しかし彼女は” ”を思い出す。

    これは、フリーゲーム「殺戮の天使」をノベライズした作品である。
    原作のストーリーを文字に落とし込んでいるだけでなく、彼らが思っていたこと、感情やゲームではわからなかった彼らの表情、細かな仕草が丁寧に書き込まれている。
    ゲームをプレイしたことがある人でも十分に楽しめるだろう。
    上に堕ちる夢をあなたに。

    ※動物・人に対する残酷な描写あり

  • アニメ見て一目惚れして本まで買っちゃいましたが、アニメとは違い文章なので私には理解しやすかったです。
    何度も読み直したいくらい面白いと思います。ゲームも機会があれば挑戦したいです。

  • ゲーム実況プレイを視聴しどハマりしました。 小説となると心理描写も多いため、読んでいて楽しいです。 登場人物の癖が強すぎる余り、殺人鬼ザックが比較的まともに見えてしまうあたりも狂ってますね(笑) ゲームが下手くそ過ぎる私ですが、読破したらチャレンジしてみたいです!

  • 他にコミュニケーションの手段を知らないから仕方ない…。
    B3のカルテに、ついさっき起こった出来事がすでに書き込まれているのには違和感。
    あの子がつい直前に書いたのだろうか。
    そうだとしたら、マメだなあと思う。

  • H29年度イベント「ブックリンク~本でつながる心と心~」で、中学生が紹介してくれた本です。

  • 10/2読了

    セリフに説明文をつけた感じ。
    巻末のザックの過去については普通の小説だったので、多分ゲームの内容を書き起こすのがあまり得意ではないのかな?と。
    殺戮の天使の話自体はもちろん面白い。
    また作中には想像の域だった各キャラクターの心情も見れてよかった。
    ゲームをやったあとに読むのがいいと思う。

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著者プロフィール

チレン(きな・ちれん)
京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。美しい少女の失恋と成長を描いた『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる。近著に、引きこもりの少女の部屋と京都が舞台の恋愛ミステリ『これは花子による花子の為の花物語』(宝島社)がある。黒歴史と少女の淀みを描いたミステリ小説『みんな蛍を殺したかった』に続くのが、本作『私はだんだん氷になった』である。

「2022年 『私はだんだん氷になった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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