銃魔大戦 怠謀連理

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047341166

作品紹介・あらすじ

カルロ・ゼン原作のフリーゲームを自らノベライズ!

銃と魔法の革命戦争!
怠け者と風見鶏の奏でる奇妙な謀略劇。

目を覚ますと、そこは見知らぬ世界。
日本とは似ても似つかない異世界。
その根底に流れる理は魔法。

けれどコモンウェルスの第三王女、
ヤーナ・ソブェスキとして生まれ変わった
『彼女』は至極怠惰に現状を満喫すらしていた。

……ロスバッハにパラダイムシフトの『銃声』が木霊するまでは。
既存秩序は、ヤーナの安穏たる高等遊民生活の基盤は、革命を告げる銃声と共に飛散する。

王位継承者の弟を支える立場として、歴史の表舞台に立った彼女は悟らざるを得ない。
軍事力なき王家の権威は、いかほどの輝きを持ち得ようか?
生き残りたければ、蛇とでも、悪魔とでも、握手しなければならない。

己の故郷に迫りくる大洪水。
それすなわち、後世の歴史書に曰く『銃魔大戦』。

怠謀が絡み合う政略の行方は??
有能ななまけものの未来はいかに!?

感想・レビュー・書評

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  • 『ヴァーレントゥーガ』というフリーウェアとして公開された戦略シミュレーションゲームのシナリオ『銃魔のレザネーション』のノベライズ。 
    「幼女戦記」などで有名なカルロ・ゼンが書いているだけあってクセのある文体です。 
    このゲーム(シナリオ)を知っていることを前提に話が進んでいるため予備知識がないとなにがなんだか分からないうちに話が進んでいってしまいます。 
    基本的に「転生異世界ファンタジー軍記」ものですが戦闘のほとんどは描写も「経緯と結果がわかる」だけです。 
    なんといいますか、昔NHKで放送した「BBCシェークスピア劇場」のような台詞回し、舞台展開でした。 
    まぁ、もともとシナリオですからねぇ~(笑) 
    独特な言い回しに違和感がなければ面白い一冊です。 
    ※ちなみに『ニコニコ連載小説』にweb小説『銃魔のレザネーション』としてノベライズ掲載されてます。 

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著者プロフィール

小説家。代表作に『幼女戦記』『約束の国』『ヤキトリ』『テロール教授の怪しい授業(原作)』など。

カルロ・ゼンの作品

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