- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047342781
作品紹介・あらすじ
『楽市楽座』を立ち上げ、七々々を殺した犯人を見つける足がかりを得た重護。そんな時、仁志阿澄からレア級の七々々コレクションが手に入るという遺跡《クロノス》の同時攻略を持ちかけられる。一方、七重島すべての高校の頂点を決める『学園祭』を前に、独呂弥七は虎視眈々と策を張り巡らせていた……。舞台は中心街、地上では全校総当たりのサバイバル戦が、地下では高難易度の遺跡攻略が一斉にスタートする――!! クライマックス直前! 執念と信念が交錯する怒涛の第11巻!
感想・レビュー・書評
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学園祭。
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前回で大きなイベントが終了して、物語としては一区切りかなと思っていて、他の作品をいろいろと消化していて積読状態が続いていたんだけど、最近仕事からちょっと逃避したい気分で気軽に読める本を探していて、久しぶりに読んでみた。
いやあ、結構物語が動いていて、しかも次巻が最終巻ということで、クライマックス感ありあり。最後の仁志さんのエピソードはうるっと来てしまいました。
きっと凝ったストーリーとか仕掛けとかが好きな作家だと思うんだけど、失礼ながらアイデアはそれほど切れる感じじゃないので、苦しさもある。むしろ熱い話をストレートに描いた方が、この作家の魅力が出るのではないかと思ってしまう。
で、いつ次巻が出るのかなと思って検索したら、もう昨年末に出版されていて、完結済みとか。そういえば、今年に入って新シリーズが始まったりもしていて、そっちも購入済みでした。
なんか気分が乗ってきたので、すぐに書店で探して購入予定。 -
七重島全体を舞台にした学園祭がスタート。しかし規模がデカすぎて“体育”祭とは何なのか(笑)権謀術数が渦巻く中、おいしいところを嗅ぎ分けてかっさらっていくスタイルの重護くんは嫌いじゃない。弥七が揚羽だけを見て引っ搔き回してたからか、あまりしっかりした出番がなかったせいなのもあるけど。次で物語はいよいよクライマックスへ。重護同様、裏で動いてた名探偵の方もしっかり出てくるでしょう。というか全部の伏線回収できるのかね。何にせよ次はできるだけ早めに…(苦笑)