深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 210
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047348400

作品紹介・あらすじ

多くの有名人が絶賛し、 ネットで大反響を呼んだ前作「深爪式」から1年。
ますます磨きがかかる深爪流奥義による メッタ切りエッセイ!

人生をナナメに見ながらまっすぐ生きる
ツイート女王による裁きが今、
ふたたび世間を震撼させる――。
あなたはそのムチに耐えられるか!?

世間の不思議や人生の奥深さ、
恋愛の知恵やSEXの楽しさ、
SNSやネットへの関心事など、
役立ちそうで立たない、
少し役に立つかもしれない話が満載!
「深爪式」にハマった人はもちろん、「深爪」初心者にもオススメ!!

[巻末特典]
本書の巻末に、オンラインサロン「別冊・深爪式」で好評連載中の
「深爪なお悩み相談室」を開設!

「4か月も付き合っている彼が挿入してくれない」「ブスな彼女と結婚すべきか」
「ゴキブリが怖い」など、読者からのさまざまな悩みを深爪がズバッと解決!

読めば人生が変わるかも!?

感想・レビュー・書評

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  • 今回も面白く読ませてもらった。

    ただ、下ネタはどんだけ言ってもいいけどブスだけやめてもらいたい。

  • 深爪式でこんな感じで開けっぴろげにしかしご自身のちゃんとしたルールに基づいて相談に回答しますよ、という本。
    深爪式で耐性というかこういう方と分かった上でこちらを読むとさらに楽しめると思う。
    そしてあとがきは絶対に読むべき。
    あとがきを読まずにこの本は成立しない。

  • 前作と合わせて読んだのだが、順番として前作を読んで良かったという印象。
    割と軽妙で軽く下品(褒めてる)な話が多かった前作に対して、母子家庭の話など少し重いというか考えさせられるものが多かった気がする。
    個人的には「自分がされて嫌なことは人にするな」の話がなるほどなあとなった。他人と自分の線引きって難しいんだよな…
    巻末のお悩み相談もなるほどなあ…なるほどなあ…と読んでしまった。まさに「役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」だなと。
    あ、下ネタは普通に不意に差し込まれてます。謎の安心感。

  • 副題の通り「役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」の本だった。

    どうでもいいこと、無意識のうちに考えていたこと、心の中で重く鎮座していたこと、いろんなことのヒントや答えを教えてくれる。あとがきの中で「(悩みや不安を)書いただけ気持ちが整理されて、不安が解消されてしまったことさえあった」と綴られていたが、それは読み手側も同じである。自分のもやっとした気持ちが代弁されていると、なかなか考えや思いを人に伝えられない私は、それだけでスッキリしてしまったのである。

    私なんぞのどうでもいい恋愛の話になってしまい恐縮だが、5年半付き合った彼氏がいて、同棲中にふられ、実家にのこのこ戻ってきたわけだが、こんな中古品の私にも半年前に彼氏ができた。新しい彼氏については、彼氏がいない期間が耐えられず、とりあえず好きだと言ってくれた人にハイと言って付き合いはじめた。
    付き合い始めて半年が経つが、5年半付き合った元カレのことを未だに毎日思い出してしまう。かっこよくて趣味もあって、とても居心地がよかった元カレへの気持ちを捨てきれずにいるのは、かっこよくもなくて面白くもなくて趣味も合わない今の彼氏と比べてしまうからだと思う。
    なんで付き合ってんだろう、このままでいいのかとぼんやり思っていた。

    そこで深爪流。詳しくはあとがきを読んでいただきたいが、すばらしい悩みの解決法だ。
    現在の状況や気持ちをリストアップして、自分にとっていちばん大切なのは何かと考えた。
    「結婚して子供を育てて家庭を築きたい」私のトッププライオリティはこのほかになかった。簡単に浮かんだ答えだった。
    答えが浮かんだのとほぼ同時に、そういうイメージがわく人を無意識のうちに選んでいることに気づいた。恋愛感情はあまりないけど、この人なら穏やかにのんびり生きていけそうだと思ったのが、今の彼氏だった。私は元カレのことを諦めきれない気持ちはどこかにありつつ、恋愛感情よりも優先したい気持ちがあって、今に至ることにようやく気付いてしまったのだ。

    『「すべてを手に入れることができない」ということを頭に叩き込んでおくことが最も重要』と述べられている。
    これまでの経験でそれなりに気づいており、ネガティブに捉えていたけれど、文字にするとこれさえ知っていればうまく生きられるよというポジティブなメッセージに感じるから不思議だ。この本の中では、そういうことが何度もあった。

  • 相変わらず面白い。よくもまぁこんなに次々面白い言い回しできるなぁと羨望の眼差しで読みました。

  • 派手な色に目を引かれて手にした本。全編、下ネタの嵐だったけれど、後半は作者の生い立ちや、哲学が垣間見えて、なかなか考え深かった。まぁ、下ネタが基本ですが

  • 下ネタだけに終始せず、心地よい納得感が得られる。他の本も読みたくなった。

  • 前回に引き続き、文面から面白いので読みやすくすらすら読めた。

    真に自信がある人とは、他人のせいにせず、すべてを自分の責任として飲み込める人。「幸せな人」というのは自分の人生を肯定できる人。軸が自分にないといろいろブレるし、自分を突き通すことで周りにも理解を得られるかもしれないし、やっぱりそうだよな〜と思った。

    「誰にも嫌われたくない」が 高確率で裏目に出るワケではアドラーさながら。

    今作では、より思想的で問題に単刀直入に意見を呈するスタイルが多かったので、なるほどと思いながら読み進められた。

    線を引きたいところはたくさんあれど、あとがきのところが結構良かった。
    つらいときや悲しいとき、悩んだときにノートに現在の状況や気持ちを書き出すとすべてが他人事のように思えてきて、いままで気づかなかった問題点や最高の解決策を思いついたり、書いただけで気持ちが整理されて不安が解消されたりしたというのは、結構吉田兼好みたいで好き。
    読み飛ばしてしまいがちなあとがきでも、ここに書いてあった上記の旨はたしかに実践してみたいと思った。

  • この人の言葉の使い方とても面白いけど一作目には敵わなかったなあ~!クスッて笑いたい人にはおすすめるよ。

  • 深爪流役に立ちそうで立たない少し役に立つ話

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