佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 4 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 50
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047350120

作品紹介・あらすじ

すれ違いを経て、あらためてお互いの気持ちを確かめ合った僕こと弓月恭嗣と佐伯さん。いつもの生活が戻り、水の森高校では文化祭が催される季節に。そんなある日の昼休み、桑島先輩が僕を訪ねてくる。先日のことを気にする彼は、埋め合わせに、佐伯さんとふたりで近くの大学の学園祭に行ってきてはどうかと提案してきて――。常に冷静な弓月くんと、とびきりの美少女なのにちょっとHな佐伯さんが繰り広げる同棲&学園ラブ・コメディ、第4幕。

感想・レビュー・書評

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  • すれ違いからの仲直りを経ていつもの関係に戻った2人。一緒に文化祭を楽しんだり、大学の学園祭に赴いたりとイチャイチャした展開。このままクリスマスを甘く迎えるのかと思いきや、それを目の前にして弓月くんと家族にまつわる重たい過去が明らかに。そして佐伯さんとの未来が見え始める回でした。

  • あーなんというか、これで最終巻でもいいんじゃね? という感じのお話だった。

    前巻のすれ違いから序盤は双方がぎくしゃくする展開。
    でも佐伯さんの後悔と不安も、弓月君の独占欲も、よくわかる。
    そりゃ、そうなるでしょう。
    でもだからこそ自分にとって相手がどれほど大切かに気が付けたのは良かったよね。

    そんな展開にホッとしたのもつかの間。
    後半は当初からあった伏線がいよいよ前面に出てきて、予想してたけど、やっぱりという感じ。
    でもラスト、今度は佐伯さんが弓月くんを支える側になる展開はとてもよかった。
    その後の顛末も含めてこれで最終巻でもいいかなという納得のお話だった。

    さて、番外編は騙されなかったけど、でもまだこれ続くんだよね?
    この後なにが待っているのか? むしろなんか不安になってきた^^

  • 不逞の輩を排除して当然やと思うねん。
    何を悩むことあるんやろな。

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著者プロフィール

大阪府在住。2011年よりWeb上で連載を始めた「その女、小悪魔につき――。」が
「アルファポリス第6回青春小説大賞」大賞を受賞。
2014年4月、改稿を経て「その女、小悪魔につき――。」(文庫化にあたり「槙坂涼は退屈を好まない。」に改題)で出版デビュー。

「2015年 『槙坂涼は退屈を好まない。2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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