不死の稜線 1巻 (ハルタコミックス)

著者 : 八十八良

• KADOKAWA (2018年6月15日発売)

作品紹介・あらすじ

『不死の猟犬』シリーズで高い評判を獲得した八十八良の新シリーズ！　ごく平凡な高校生・若林雄貴が恋をしたのは、方言がキュートな年上の美女・カオリさん。明るく前向きで快活なカオリとの関係は、穏やかに軽やかに進展していく。一方、雄貴の通う高校では深刻ないじめが進んでいた。「自殺ごっこ」と称して、いじめられっ子は自殺に追い込まれる。だが、この世界は「不死者の世界」！　死のない、この世界で、いじめられっ子は死ぬことが出来ない。この世界では、人は死ぬと、生き返ってしまう。いじめから脱出することが出来ない……。そう、第一部『猟犬』では警察の視点からベクターを追ってきたが、新シリーズ『稜線』はベクターの視点から物語を進めていくことになる！　剣崎は、風鈴はいま…？　そして新たな主人公、若林の弟・雄貴くんが恋した相手は!?　いじめられっ子の未来はどうなる？　興奮３倍増の新シリーズに刮目せよ！

感想・レビュー・書評

[とりもちさんの感想 · 2021年2月3日]

全3巻。不死の猟犬スピンオフ。平凡な学生主人公が不死ではない女性と出会う事から始まる物語。死と言うものが軽い世界で、死が持つ意味や重みを知る彼女との出会いがもたらすものとは。