なんちゃってシンデレラ 王国騒乱編 お伽話のつづき、はじめました。4 (ビーズログ文庫)

著者 : 汐邑雛

• KADOKAWA (2019年11月15日発売)

作品紹介・あらすじ

父親拉致事件に彼の後妻であるルシエラが関わっていることを確信したアルティリエは、彼女との対峙を決意。
愛人としてのみならず、公爵夫人としてのあるまじき振る舞い、母親の死にも深い因縁を持つ彼女の口から、直接その思いを聞く。
一方で、エルゼヴェルト公爵の足取りを掴んだアルティリエは、国境のあるアルダラの港に向かうことになり……!?

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年8月31日]

一緒にいなくてもナディルのために頑張るアルティリエ。何をしていてもナディルのことを考えているのが伝わってきて微笑ましかった。それはナディルも同じだと思うけど。ルシエラの非常識さにはイライラしてしまったけれど、理由を考えるとちょっと可哀想になる。学ぶ機会って本当に大切なんだな。と実感した。次の巻では、アルティリエとナディルが一緒に居るところを沢山見られるといいな。

[natsuさんの感想 · 2020年7月23日]

今回は前ほど命の危険にはさらされず、
ホッとしました。

家出中、ずっとアルティリエとナディルは会えていませんが、
想い合う様子が伝わってきて
それだけでもほのぼのするというか、
もの足りたなかったりもするというか…(笑)
早く二人が会えるよう、事件が解決すればいいな、と思いながら読んでます。

なのでラストシーンは満足です。
絵も素敵(*´ω｀*)

事件解決まではもう一仕事ありそうですが。
王妃殿下の人となりとか、努力とか、周りの人とか
素敵な関係だな、と思います。

続き、ますます楽しみです。

著者プロフィール

小説家になろうにて執筆。同webサイトの代表作に「メニューをどうぞ」など、料理を題材にした作品も多数執筆。

「2020年 『身代わり聖女は、宰相閣下の懇願にうなづかない』 で使われていた紹介文から引用しています。」