- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047357457
作品紹介・あらすじ
幼馴染でハイスペック・ハイスキルの勇者×広大無辺の包容力を持つがゆえに「鈍感」な宿屋の息子。
『最初の村』っぽい村の『宿屋の息子』として異世界転生をしたルース。前世では外見が「熊男」で女性にモテず、童貞のまま三十一歳で世を去ることになってしまったが、今世では夢にまで見た「美青年」に! 田舎でスローライフを楽しみながら、前世では叶わなかった「女性との恋愛&結婚」を夢見るものの玉砕ばかり。なぜならば、今世は前世と違って、スレンダーな美形よりも筋肉モリモリの熊男がモテ基準の世界らしく……。女性との恋愛フラグは立たぬものの、ルースの知らぬところで「男性」との恋愛フラグが乱立しまくっている始末。そんな中、『勇者』だと発覚した幼馴染のアレクが「世界を救うために旅から帰ってくるまで待っていてほしい」と懇願してきて……。大事な親友の願いを聞き入れ「帰りを待つ」と約束したルースだったが、初体験はなぜか勇者に奪われて!?
感想・レビュー・書評
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前世の記憶を持つルース。周りと違うルースが普通に暮れしてこられたのはアレクの存在が大きかったかも。誤解されやすいルースが穏やかに暮らすのに、前世の記憶は役に立っていたところもありそうだけど。分かりやすくルースのことが大好きなアレクだけど、ルースの鈍感さには敵わないのが楽しくなる。何があっても、アレクのことを親友と言い続けるルースが、いつアレクと自分自身の気持ちに気がつくのか楽しみになった。
村でも自分ができることをしているルース。村の中での「地位」が少しでも上がるといいな。と思った。 -
★3.5
漫画版1-2巻分のお話でした。
やっぱり詳細がわかるし、攻視点も読めて大満足です!! -
ゲームとBLが好きなら是非とも手に取っていただきたい。でも舞台は旅に出る勇者アレクの話ではなく、最初の村で勇者を待つ宿屋の息子・村人Aの話ですが…。
村人Aのルースを好きなアレクは勇者として旅に出ろと神託を受けます。でもルースと一緒にいたいアレクが嫌々渋々旅に出たのはルースに嫌われたくないから。旅を急ピッチで進めているのもルースの元に早く帰るため。
四歳でルースに一目ぼれしたアレクは一途にルースを思っています。
受けるルースは前世の記憶がある転生者で、前世と今世の年齢を足すと五十を超えるものだからちょっとやそっとの事では動じず、器や考え方も達観しておりアレクの熱量が空回りするばかり(笑)そんな二人の話です。
番外編のアレク目線は年相応で熱量高く独占欲と愛情たっぷりですのでルースとの温度差が面白くも不憫です。頑張れ勇者様! -
購入してから読み始めるまで、読み終わるまでが長かった・・・
何故だかは知らないが(笑)。
集中して読み進めるまでが長かったってことかな。
次巻を続けて読もうと思う。 -
なろうで連載中の作品
異世界転生もので幼馴染の子が勇者として選ばれて旅にでるんですが、主人公のルースは宿屋の跡取りなので一緒には行きません。なので物語上一緒に居ない期間が長いという面白い設定でした。鈍感でアプローチに気づかない系主人公ですがフラフラしないで自分を持ってるので好感が持てます。書籍化でアレクサイドの描写が追加されています。webで続きも途中まで読みましたが、今後異世界転生した理由や勇者という役割、ミステリー?っぽい話やホラゲーっぽい話と展開が盛りだくさんで読み始めると止まらないし、切ない展開で胸が痛い!という前半にはなかったシリアス展開もあります。オススメの作品!(未完結だけど)