- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047357976
作品紹介・あらすじ
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。
撮影の旅を続けるスミス一行は、アニスとシーリーンが暮らす町へと戻ってきました。
「何もやることがない一日」を描いた前後編、
「猫」や「髪」、「風呂」に「手紙」の漫画など、大小さまざまな9篇の作品を収録。
ロシア軍の南下がうわさされるなか、スミスの旅路に幸あらんことを!
感想・レビュー・書評
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発売初日には買ったものの、年1ペースの刊行だと、もったいなくて読めないんですね。でも、やはり早く読みたくて、とうとう読んでしまいました。嵐の前の静けさでしょうか。お正月にふさわしい穏やかなスケッチが続きます。これから後半とのこと。あと10年は乙嫁の世界に居れそうです。
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「旦那さまは男性ですもの、妬いたりしないわ」
キマシ…もとい、スミスさんがお世話になったところを辿り直す、ということは物語の後半に入ったということでしょうか。20冊以上続けてくれる…?
女三人が姦しいシーンのバック(フロント?)の花が、これは楽しんで描いたんだな〜ということがよく分かって大変良いです。
パリヤさんの猫、アミルに威嚇してその後パリヤさんになんか訴えてましたけど、あれは「追い出してやったぞ!褒めろ!」って感じでしょうか…。
タラスさん、学はないけど賢いっていう描写で、いいなあ、そういうの。
そしてはしばしで語られる当時の世俗文化が面白くて仕方ない。
絵の美しさもますます磨きがかかるようで。
83話見開きの優美なこと・・・! -
それぞれの幸せが溢れ出すあったかい12巻
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ぽっかり空いた時間の過ごし方。
それぞれの個性が出ていて面白かったです!
あと髪の綺麗なセイレケさんの話も良かったです。
夫にしか見せない、ってところが現代と違いますね。
アニスとシーリーンのところに戻ってきたスミス一行。
今回はタラスが妻達とくつろぐ時間があって優雅で良かったです。
3人とも違うタイプの美人。髪を下ろしているタラスさんはとても綺麗。
そして3人のシーンはやたら画面に花が多いw
ゆるゆると話が進みまだまだ連載が楽しめそうだけど、刊行スピードがゆっくりでもどかしい! -
距離による言語、風習、文化。同じものも違うものも。あたしゃスミスさんとタラスさんにしあわせになって欲しいのだよ……ヒヤヒヤ。お風呂シーンがほのぼの圧巻です。
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タラスにはスミスと幸せになってほしい。
英国ではなく、中央アジアで。
パリアさんも布したくがんばれ。
この前、
千葉美術館で数年前やった中央アジアの衣装・装飾品の展覧会の図説を
図書館でみつけて、幸せだった。 -
今回もこの漫画が読めることに泣きかけるなど自分が気持ち悪いほどこの作品が大好きなのです!!!絵が!美しいのに!話も!面白い!!
セイレケさんセクシーで素晴らしい……!髪だけであんな色気が表現できるのか……!あと前からだけど旦那さんの目の描き方がすき。
アニスとシーリーンとタラスさんのおしゃべりシーンで花が飛んでるとこでもなぜか涙腺がゆるゆるに。アニス友達が増えてよかったね!
スミスの旅が道中安全でありますように……