身代わり婚約者なのに、銀狼陛下がどうしても離してくれません! (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA (2021年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047367555
作品紹介・あらすじ
皇帝の婚約者である妹が失踪し、急遽身代わりとして王宮へ上がった伯爵令嬢アイリ。銀狼の血を引き、暴君と噂される皇帝に正体がバレたらお家没落!? 何とかやり過ごそうとするも、流れで一夜を共にすることになってしまう! 絶体絶命のアイリだったが――「気持ちいい、もっと撫でてくれ」獰猛なはずの彼がなぜかわんこのように懐いてきて!?
感想・レビュー・書評
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読みやすいしフワフワしたラブストーリー。
でも、暫くしたら忘れそうな作品。
人物紹介を読んで、グレル侯爵はアイリの叔父だと思ってたよ。勘違い!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妹の身代りとして国王の婚約者を演じていたアイリ。暴君と噂される国王ギルハルトと過ごすうちに、嘘が露見しないかとビクビクしながらも少しずつ惹かれていくのが伝わってきて楽しかった。今まで大切に扱われて来なかったからか、自分なんて…と思っているアイリが、ギルハルトから想われているのを自覚できないのがもどかしかったけれど。初恋に戸惑ってどうすればいいか分からなくなっているギルハルトと、自分が好かれるはずがないと思っているアイリ。2人のもどかしい恋が楽しかった。
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低年齢向けレーベル?は止めようと思ってたのに…わんこ属性に釣られてしまい、また撃沈。矛盾が過ぎる…。ヒロインはヒーローに好意を持ってるはずなのに、身代わりを与えられた事に対する報復をする人物だと決めつけるし。それもう鈍感では済まされなくない?そして切れ者として書かれているサイラスの無能さと傲慢さが酷い。ヒロインを虐げている叔父をヒロインに近付けるし、ヒロイン攫われるし、ヒーローの単独行動を防げない。ヒーロー毒食らいましたよ?まあ無かった事のように触れられずに話進むけどね。ヒロインの妹に対しても対応おかしい。自分の話を信じてもらえないトラウマ抱えながら、毒親から自分なりに義姉を守ったのに、その毒親を手伝わされるとかさぁ。確かに逃げたけど、それでお前助かってんだぞ?寧ろ小娘が誰の助けも無く良くやった方だろうよ。自分の無能さと傲慢さを棚に上げたサイラスの考察がマジで気持ち悪かった。終わり方も特に盛り上がる所も無い。せめてイチャラブがあれば少しは救われたが…。はー、たまーに当たりがあるから期待しちゃうんだよなぁ…。もうホント止めよう。