キラキラとギラギラ 2 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
3.43
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本棚登録 : 42
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047374836

作品紹介・あらすじ

転校した先で10年ぶりに再会した姫路ルルと極楽寺禅。
姿形はすっかり劇画調になってしまった禅だったが、
かつての優しさは失っていなかった。
変わってしまった外見と変わらない内面の間で揺れる二人の学園生活!

第二巻にはクラスメイトとの放課後や、一大イベント林間学校などを収録!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻の感想でも書いたけど、劇画風と少女漫画風のキャラクターが同じ画面に居合わせたら面白かろう、という思い付いた事をやってみたもん勝ちな学園異文化交流日常コメディ。

    ヒロイン〈姫路ルル〉の環境適応力の高さは健在。「美術室の……魔術師 ‘美術なのか魔術なのか’」(p28)や「怪我が治っちゃった」(p111)といった、俄かには受け入れ難い事態にも少女漫画風に速やかかつ少女漫画風に的確なコメントを放れる優等生な狂言回し役。

    かたやの劇画勢の方はだんだん重みと暑苦しさが失われてきており、単なるボケやコメディ担当っぽくなってきている。彼らには彼らなりの文化や常識があるはずなので、彼らの世界のシリアスさや空気が損なわれてしまっては本末転倒である。いっそ笑いに振り切るのであれば『魁!!クロマティ高校』の雰囲気がわりかし近いように思う。

    新キャラ・美術室の魔術師こと〈平等院秀樹〉は確かにキザでいけすかない良いキャラなんだけど今一つハジけや破天荒さが足りない。『こち亀』の星逃田みたいな旨味を備えるにはもうちょっとわかり合う為の時が必要かもしれない。

    せっかくの林間学校の見開き場面とかは、「男塾名物・直進行軍」を髣髴とする鬼気迫るような空気が物足りない。

    既視感の寄せ集めで終わるか‘ならでは’を作り出せるのか、勝負の3巻へ続く。


    1刷
    2024.3.25

  •  読了。

     これはラブコメなのか?禅君ほとんど喋らんし、進展が見られなくてヤキモキする。
    そしてただただ北斗の拳みたいなキャラが増えていく。
    (231126)

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