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- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048524025
感想・レビュー・書評
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レビューすることすら不可能に思える傑作。
小高く外界から切り離されたような高い丘の上の古い家に、夏休みその家の(一応)主人で、漫画家の長兄の手伝いにやってきた女子大生。
彼女はある目的があってその家を観察しに来たのが…。
ラスト、ヒロインの独白によって語られる言葉こそ、この物語を支えるものだろう。
私が知りたいのはママが私を愛していたかどうか。
身近なようで決してそうじゃない、事実関係を明らかにすることが話の収束ではないと見せてくれる作品。
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現在絶版。
『雲の名前 』離婚して行方不明になった母の行方を捜すため、お手伝いとして坂の上の家に通い始めた主人公。アッサリとした描かれかたとは裏腹に、結末はわりとヘビー。<Br>
『夏が来れば思い出す』復讐の連鎖。サスペンスチックで、これもドラマ化したら面白そうな…。<Br>
『綺麗 』原稿あがった!と思って目覚めたら、部屋は未だ修羅場の真っ最中だった―。“フィクションです”と注釈はあるものの、漫画化の生態が妙にリアルなお話。笑
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