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- Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048537278
感想・レビュー・書評
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初版 帯
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謎が少しずつほどかれていきます。その一方で感情が、欲が、謎以上にもつれあっていきます。明らかになる竜使いの目論見はおぞましくてひとの心の面影もないけれど、でもこれも確かにひとの心から生まれた欲が肥大した姿なのでしょう。
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《辺境警備》《グラン・ローヴァ物語》などの紫堂恭子さんが描く正統派ファンタジー。
北のヴェルトスを目指すアーシャは背骨山脈へと入り、レティシアは王国最西端の岬に到達。
夏至の前日、ヴェルトスにたどり着いたアーシャは、《見えない塔》の恐るべきからくりに気がついた。
そしてとうとう、バドの死が予言された夏至の日がやってきた……。 -
4巻目で、ちょっと物語のテーマが見えてきたなぁという感じです。
ただし、この人のお話は、実はほぼ全部、「自分のなかの暗黒面をどう受け入れていくか」ということだなぁ。
今回も、そのあたりを「竜人」と「竜使い」の二面性で描いていくのだと思います。
主人公たちも、特にレティとかは、自分の暗黒面(欲)と向き合わなければならなくなってきました。
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