博多豚骨ラーメンズ3 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 464
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048650632

作品紹介・あらすじ

人口の3%が殺し屋の街・博多で、数々の思惑と因縁が絡む抗争が勃発。巻き込まれていく馬場、猿渡、榎田、そして起きた「林憲明殺人事件」。悲しい過去が甦る時、殺し屋たちの絆をかけた命懸けの対決が始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 悲しい過去が紡がれる因縁の対決の行方は…。
    人口の3%が殺し屋の街・博多。“殺し屋殺し”に返り討ちにされた華九会の隙を狙い闇組織の抗争が勃発する。林を守るため華九会壊滅に動く馬場、馬場と敵対しながらも華九会を追う猿渡と新田、仲間を失い追い詰められる榎田、悪夢にうなされる林。そして…突如湧き起こる「林憲明連続殺人事件」。いくつもの思惑と因縁が絡む抗争に巻き込まれる殺し屋たち。そこに悲しい過去が甦る時、裏社会に生きる男たちの絆をかけた命懸けの対決が始まる!

  • シリーズ3作目。今回は林の過去にまつわる話。
    孤独に生きてきた林が、身を呈してまで守りかったもの。
    昔は家族。今は仲間達。
    収容所時代の仲間の過去を乗り越え、今を生きる。
    林にスポットを当てた話でした。
    福岡という名前の別世界、オソロシイ。

  • 林ちゃん主役でした。でも馬場推しは変わらず。そして源造もシブい。
    仲間っていいな。

  • 感想
    林ちゃんが男だけどやっぱりかわいい。

    いつも物語は9回で終わらないのに3作目になって初めて9回で終わった。

    最後は激闘を繰り広げた割にいつもじゃあ帰ろうと普通にしているところのギャップが物語をシリアスにしていない。

    あらすじ
    馬場は華九会を殲滅させるべく活動していた。一方、猿渡は同じく華九会を潰してのしあがろうとする組織に雇われていた。
    華九会もこれに対抗すべく、中国から殺し屋を雇った。それが林のかつての相棒だった緋狼だった。

  • シリーズ3作目!
    今回は林ちゃんの過去が絡んだ事件がメインで林ちゃんの凄絶な過去が分かりました。登場しなかった豚骨ナインのメンバーもいましたが面白かったです。

  • ショートボブのリンちゃんをイラストで見てみたかった。

  • かなり前に読んだはずなのに感想を書いていなかった

  • やっぱり「林憲明」は、「はやしのりあき」って読んじゃうよねっていう、そんな話。

  • 北九州組が個人的に大好きなので今巻がまさにハイライト。取り敢えず巨は猿っちの為なら手を汚す覚悟があるってわかって良かった。

    巨の独白だけでご飯3杯いける。

  • 林の壮絶な過去が明らかに。『あずみ』で読んだアレかなと思ったらやっぱり……。人を信じられずに馬場の元を去ろうとするも、真っ先に頼ってしまう辺りがなんとも可愛らしく思えてしまう。馬場と林の関係性、仲間との距離感がとても好き。

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著者プロフィール

8月27日生まれ、福岡県福岡市在住。第20回電撃小説大賞<大賞>を受賞し本作でデビュー。趣味はプロ野球観戦と海外ドラマ鑑賞。明太子と猫と守備の上手い選手が大好き。2週間に1回はバッティングセンターに通い、いつかは100キロの球を打ち返せるようになるべく練習中。

「2023年 『博多豚骨ラーメンズ12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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