オゲハ (1) (it COMICS)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048654203
作品紹介・あらすじ
「アゲハ蝶の汚いヤツだからお前の名前はオゲハな?」無表情の中学生男子・キジは、近所の公園で見つけた謎の生物・オゲハを“飼う”ことにする。しかしそれがラヴテイルの始まりだとは、その時知る由もなかった…。
感想・レビュー・書評
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これはもう……久々にゾクゾクきたマンガ。やばい。山の裏で拾った(この時点でどーかしてるんだけど)ほとんど人間の子どもみたいな人外生物を、まるで虫けら同然に……というか実際に虫けらなんだけれど……オモチャ以下に扱う中学生男子の、この無邪気で無慈悲な内容よ……。少年は受験のストレスから、オゲハはそうする他ないから、互いを思い“やらない”からこそのウソのない二人の関係は、ちょっと他では見られないようなものになっています。よくぞ書いてくれている、と思う。/日常と極めて間近に接しながら、狂ってる人間の頭の中にダイブする感覚はいつだってたまらない。血液がしびれるような作品だ。どうか……有り体な人情ものにならないでくれ……。/というか筆者、ぜってーこれがデビュー作じゃないでしょ。いくらなんでも良く出来過ぎだもん。別名義あるでしょ。嘘をつかないでくれ……。
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ある夜公園で見つけた虫を持ち帰って飼い始める中学生の少年と、蝶に似た姿をした不思議な少女の物語。こわい(^^;)何が怖いってオゲハたち不思議生物より人間のキジの方が怖いことが怖い…。
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どんな漫画だろうと深く考えずに読んだけれど
すごくよかった。
かわいい姿だから間違えてしまいそうになるけれど、蝶だと思えば確かにキジの対応もこんなもんなのかもしれない。
でも、この先どうなるんだろう楽しみ
(と思った瞬間3巻で終わって寂しい…でも可愛かったなーキジは罪な男の子だな…) -
オゲハがとにかく可愛い
キジに酷いことをされながらもそのことに気づかないオゲハ、
空を飛ぼうと羽をばたつかせるけども飛べないオゲハ、
何も知らない純粋無垢なオゲハがただただ可愛い。 -
面白かった!
映画では割とあるけど、漫画でこういうのに出会ったのは初めて!
最後オゲハが地球侵略するのですかね?
続き楽しみ〜 -
装丁:安藤公美(井上則人デザイン事務所)