行列のできる不思議な洋食店 ~土曜の夜はバケモノだらけ~ (メディアワークス文庫)

著者 : 秋目人

• KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年10月24日発売)

感想・レビュー・書評

[しのさんの感想 · 2015年11月20日]

ブクログの献本で当たったので。

土曜日の夜だけ会員制になる洋食屋「すずらん」を中心に起きる物語。
各章ごとに、美味しそうなメニューが盛りだくさんで読んでいる間にお腹がすごいすきました。

主人公の少女が少しずつ成長して、自分を受け入れていくところが、読んでいてドキドキした。
ぜひ続刊が出て欲しい。

[メディアワークス文庫公式さんの感想 · 2015年10月16日]

【土曜の夜にバケモノたちが集う料理店がある】

　ある土曜の夜のこと。
　空腹を満たそうと自宅を出た女子大生の山嶺結は、自宅近くの商店街にひっそりと建つ洋風家庭料理店『すずらん』の前に立っていた。
　木製の扉には「会員専用時間帯です」と書かれたサインプレートがかかっている。
　うしろからやってきた他の客と話すうち、なし崩し的に彼女は店に足を踏み入れる。
　そこで結が目にしたのは、バケモノ――いわゆる怪物、幻獣、妖精などと言われる存在で満席の店内だった……。
　あなたも『すずらん』で、愉快なバケモノたちと一緒に、美味しい料理に舌鼓を打ってみるのはどうだろう。

著者プロフィール

1982年生まれ。福島県出身。東京都在住。著書は『騙王』『謀王』『依頼は殺しのあとに』『ショコラの王子様』（いずれもメディアワークス文庫）など。

「2016年 『非モテなオレが5日間でヒロインと出会うまで 』 で使われていた紹介文から引用しています。」