トリックスターズ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.40
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本棚登録 : 294
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048656726

作品紹介・あらすじ

俊英 久住四季の原点、あの傑作ミステリが復活!

名門城翠大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。時代がかった陰惨な宣告ははたして現実となってしまう。
新入生の僕は客員教授の青年、佐杏冴奈と出会う。彼は有名人だ。その理由は本物の「魔術師」だから。なぜか気に入られた僕は、先生の酔狂に巻き込まれてしまう。
こうしてにわか探偵と助手は殺人予告ゲームに参加することに。事件すらも楽しむ先生の享楽的頭脳は冴え渡り、僕は振り回され、事件は二転三転、疾風怒濤の展開へとなだれ込む。
あっと驚く結末は、もう一度読み直したくなること必至。極上エンターテインメント!

※2005年6月刊行の電撃文庫『トリックスターズ』を加筆改稿ののち復刊。

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  • 【俊英 久住四季の原点、あの傑作ミステリが復活!】

     名門城翠大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。時代がかった陰惨な宣告ははたして現実となってしまう。
     新入生のぼくは客員教授の青年、佐杏冴奈と出会う。彼は有名人だ。その理由は本物の「魔術師」だから。なぜか気に入られたぼくは、先生の酔狂に巻き込まれてしまう。
     こうしてにわか探偵と助手は殺人予告ゲームに参加することに。事件すらも楽しむ先生の享楽的頭脳は冴え渡り、ぼくは振り回され、事件は二転三転、疾風怒濤の展開へとなだれ込む。
     あっと驚く結末は、もう一度読み直したくなること必至。極上エンターテインメント!

    ※2005年6月刊行の電撃文庫『トリックスターズ』を加筆改稿ののち復刊。

  • 本物の魔術師が、教授としてやってきた。

    あちらこちらにある、奇妙なひっかかり。
    あれ? と思いつつも気のせいかと思って読み進み
    最後に騙され理解し、さらにその後騙される。

    すごい話というか、騙された、というべきか。
    言われてみればまったく、な状態ですが
    色々なものに隠されていた、のでしょうか。
    小説ならでは、でした。

  • 魔術で「できること」と「できないこと」がもうちょっとはっきりしていたらと思った。

  • 魔術の存在する世界で本格推理が可能か、という試み。挑戦状の通り多くの企みがふんだんに盛り込まれている。まあまあ面白かったので、続きも読んでみる。

  • 作者に失礼だと思い頑張って読もうと思ったのですが、途中で限界がきてしまいました。ごめんなさい。
    他の方の感想をみて大どんでん返しがあるのを知ったのですが、たどり着けず。
    内容としては普通のミステリーやファンタジーに近い作品かなと思って手に取りましたが、意外にリアルな描写で面白い切り口だなと思いました。
    復刊だというので相性が合えばとても面白いのだと思いますが、人間関係の描写が好きな私にとってはやや幼い描写に感じてちょっと物足りず。ただ、読者を楽しませたいという気持ちは伝わってきました。

  • 【あらすじ】
    名門城翠大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。時代がかった陰惨な宣告ははたして現実となってしまう。
    新入生のぼくは客員教授の青年、佐杏冴奈と出会う。彼は有名人だ。その理由は本物の「魔術師」だから。なぜか気に入られたぼくは、先生の酔狂に巻き込まれてしまう。
    こうしてにわか探偵と助手は殺人予告ゲームに参加することに。事件すらも楽しむ先生の享楽的頭脳は冴え渡り、ぼくは振り回され、事件は二転三転、疾風怒濤の展開へとなだれ込む。
    あっと驚く結末は、もう一度読み直したくなること必至。極上エンターテインメント!

    【感想】

  • ■巧妙な”嘘”にきっと騙される!

    名門城翠大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。時代がかった陰惨な宣告ははたして現実となってしまう。新入生のぼくは客員教授の青年、佐杏冴奈と出会う。彼は有名人だ。その理由は本物の「魔術師」だから。なぜか気に入られたぼくは、先生の酔狂に巻き込まれてしまう。こうしてにわか探偵と助手は殺人予告ゲームに参加することに。事件すらも楽しむ先生の享楽的頭脳は冴え渡り、ぼくは振り回され、事件は二転三転、疾風怒濤の展開へとなだれ込む。あっと驚く結末は、もう一度読み直したくなること必至。極上エンターテインメント!

  • 星読島の話題に合わせて、レーベルを変えて復刊された。その際に佐杏の性別が変更されたらしい。
    魔術師がいる現代の大学が舞台。事件が起こるまでのやり取りがまどろっこしかった。
    途中のどんでん返しは面白かったけれど、語り手の性別トリックは必要だったのか?
    物足りなさが残る。元は電撃文庫の割に主人公たちに魅力を感じられなかった。

  • 久々にこのパターンに引っかかった、魔術無関係

  • は、スハフハフピザよりも‼支えていくからひ歯二人で支えていくから初めろぐでたま支えていくから❗パジャマが。

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著者プロフィール

島根県生まれ。電撃文庫より『トリックスターズ』でデビュー。『星読島に星は流れた』は『2016本格ミステリ・ベスト10』にランクインするなど高い評価を得る。現在注目される若手ミステリ作家のひとり。他の作品に『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』など。

「2021年 『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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