魔法科高校の劣等生SS (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 535
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048659529

作品紹介・あらすじ

達也が陰謀を粉砕した『表』で描かれる、次代の魔法師たちによる華やかな競演!

二〇九六年度『全国魔法科高校親善魔法競技大会』。
司波達也が、第一高校の技術スタッフとして九校戦に参加する傍らで、魔法兵器『パラサイドール』運用試験計画を阻止すべく『裏』で行動を起こしていた頃。『表』側では、今年も九校戦優勝の栄冠を目指す魔法科高校生たちの、魔法を駆使した熱戦が繰り広げられていた。
モノリス・コードの選手・吉田幹比古が、名家に生まれたプレッシャーとトラウマを撥ねのけるエピソード『竜神の虜(とりこ)』。新競技ロアー・アンド・ガンナーの選手・エイミィが、不慣れなコンビプレイに挑むエピソード『ショットガン!』。女子生徒の大一番、アイス・ピラーズ・ブレイクの選手・雫と花音による、美しくも超攻撃的なエピソード『一人でできるのに』。達也との関係を悟られないよう、九校戦を『無難』にクリアせよ。黒羽姉弟に与えられた課題を描くエピソード『目立とうミッション』。そして、選手では無いレオとエリカ、二人の隠された過去が解き明かされるエピソード『薔薇の誘惑』。
書き下ろしを含む連作短編集、登場!

感想・レビュー・書評

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  • 番外編で高評価を付けるのは初めてかもしれない。

    内容がかなり技術よりなところもありながら、人間関係や本編の裏側を描いててとても興味深かった。

    最近本編では高校生活より十師族の方にフォーカスが当てられていて面倒なゴタゴタが多かったため、久しぶりに気を張らず読めた。

  • 九校戦が舞台、サブキャラメインの短編集。達也が裏で(本編的には表で)動いてた中、それぞれがいろんな方面で活躍してたのが見られて面白かった。最後のレオ&エリカに関して、こいつらも九校戦本編に出られてないってことで一応“劣等生”扱いなんだよなぁ…。劣等生とは何なのか(イマサラ)

  • ほとんどセリフがないのにもかかわらず、達也の存在感が圧倒的なのはまさに「さすがお兄様」といったところ。
    物語初期のスカッとする感じがよみがえってきてとても面白かった。
    「薔薇の誘惑」が好み。

  • 時系列は少し戻り、スティープルチェース編(達也達にとって2度目の九校戦)の辺りがメインの短編集。
    司馬兄妹は控えめで、表紙を飾るレオ&エリカや幹比古、黒羽姉弟等のお話でした。
    短編集とはいえ、なかなか面白い心理戦もあり、読み応えはしっかりとしています。
    書き下ろしのがレオ&エリカの話なのですが、これがもう……場面がとっても想像つきます(笑)
    短編集でも戦いまくりな彼等を少し休ませてあげたくなる巻でした(笑)

  • 【再読】ステープルチェース編の裏(こっちが表?)で繰り広げられた『九校戦』が描かれる今回です。幹比古を始めとしたキャラクタたちの来歴とか気持ちとかが分かったのが良かったかな。特にエリカとレオのエピソードが刺さるなあ。そして裏表紙に描かれたデフォルメエリカとレオの姿が可愛い。レオの「勘弁してくれ…」という表情が笑いを誘いますね。

  • 出た順番的にはもっと後だけど、九校戦編の番外的なのだということだったので、13巻の次に読んでみました。
    竜神の虜、ショットガン、一人でできるのに、目立とうミッション、薔薇の誘惑の5編。
    竜神の虜は、何度も伏線っぽく出てきた、幹比古の高校入学前の事故の話。竜神を下ろそうとして失敗してしまったというやつ。ショットガン、一人でできるのに、目立とうミッションはそれぞれ、エイミーちゃん、雫と花音、黒羽兄弟が主人公の九校戦の戦い。個人的には黒羽兄弟好きなので、目立とうミッションは面白かったです。
    最後の薔薇の誘惑は、話が出ていた、エリカのお母さんとレオのお爺さんのドイツのローゼンとの関係の話。この二人はやっぱり最終的にはくっつくのかな。なんかエリカのプライド的にダメな感じもするけれど。

  • 2年生の九校戦の裏側の話。
    遺伝子、隔世遺伝、優秀、劣等、戦略といった言葉に私は弱いのだと思います。

  • この作品、サブキャラ多いなあ。

  • 語られなかった話達。

  • 2年時の九校戦の“表”と“別”側の話だったから本編どんなだったかな…と思い出すのにちとかかったw

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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