放課後ベッドで囁いて (B‐PRINCE文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年1月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048661812
作品紹介・あらすじ
手痛い失恋を機に処女を捨てる決心をした薄幸高校教師の氷見谷。自棄になって訪れたクラブイベントで極上の声を持つ准教授・鳴神と出会い、無理して慣れたフリでホテルへ誘うことに成功。いざコトを始めてみると、鳴神は超絶倫!濃厚で激しいHに氷見谷はされるがまま。しかも一夜限りではなく正式に「お付き合い」することに!!しかし鳴神には何やら秘密があるようで…?愛され濃厚Hたっぷりの放課後教師ラブ。
感想・レビュー・書評
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きゅんきゅんした。末長くラブラブしてほしい。
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鳥谷さん2冊目にトライw
攻め:鳴神
受け:
ノンケばかり好きになる受けは30を前にしても未経験。しかしノンケだけど告白した同僚と付き合ってる。先日はキスまで出来たので今回は身体の関係に行くかも?との期待を裏切り、気持ち悪いと振られてしまう。
たまたまあった出会い系のパーティで声を掛けられたのでついて行って初めての体験をw
最初のノンケに自分からホテルに誘い、キスもして、でも次の時家まで呼ばれたのにこっぴどく振られるシチュエーションが“私既読?”と思う位以前読んだ本と被っていてビックリした。いいのか?ここまで酷似してて?
その後は違ったものの、なんだかなぁでした。
それ以外はエチ場面がバンバン出てきて良かったです。 -
受けは黙ってると人形と間違うほどの冷たい美貌。 CJ Michalski さんの漫画は好きですが、今回の表紙はイメージちょっと違いました。中のイラストの方が合ってる。
お話はよくある展開ではありますが面白い。一言で言うと、絶倫です!今後、受の身体が心配です。
元彼は酷い男過ぎ。 -
ストーリーとしては王道ものですがエッチが濃厚です。
鳴神が絶倫ですが氷見谷も最後まで付き合えてるので体力ありますね。割れ鍋に綴じ蓋な感じ。
虎岩が自分勝手でイヤな奴でした。氷見谷はお人好しすぎるよ。 -
新書館のエロ鉄人は、最近ルビー、ルチル、そしてビープリとレーベルを広げてますね。どこで出す作品でも、持ち味の変態ぽいエロが健在なのは敬服です。
今回はセンセの作品基準ではわりとまともな(失礼)エロでしたが、いつにも増して攻の持続力がハンパなかった。なので、受は延々と喘がされている状態が何ページも続いていて、濃厚絡みシーンばっかりだったような…なにしろ、冒頭から激しいHです。
受は人形のようにきれいで清楚なんですが、きっと身体はすごく頑丈なんだと思います…!
絶倫准教授×DT高校教師。ほとんど王道で理解しやすいストーリーでした。
ミッション系女子高の教師である氷見谷はゲイですが、29の今までずっと恋愛を踏まえての肉体関係であることを理想としていたので、H経験は無し。そんな氷見谷が同僚の教師の虎岩と付き合えることになり幸せをかみしめていた矢先、あろうことかその相手にいきなり手酷くふられてしまいます。
虎岩がものすごくイヤな男でした。最低です。
酷い目に遭った氷見谷は自棄になって行ったゲイパーティーで、とても好みのルックスと声の持ち主である鳴神と知り合い、尻軽なふりをして彼と寝てしまいます。
身体から始まるラブ。身体の相性がぴったりというのがポイントです。タイトルにもあるように、「声」も重要な役割。
でも、ずたずたになった氷見谷の心は懐疑的になっていて、超絶倫であしらい方も上手い鳴神が果たして自分に本気なのかどうかわからなくて苦しむことに。
身体から入ってそのあとで心という順番は、いろんな疑惑を呼ぶものなんですね。二人ともそこでごまかさずに、互いにひとつひとつ真実を語り合ってきちんと相手への愛情を見せていく、正直でやさしい気持ちがすてきでした。
その一方で激しくて止まらないエロがまたすごかったです…鳴神も馬並みの絶倫だけど、氷見谷も楚々として初々しいかと思ったら…これは天性の淫乱かも!
毎回、センセの描くHシーンには圧倒されます。萌えるとかそんなの通り越してます。
あまたあるBL作品の中で、読んだらすぐに鳥谷センセの作品だと判る個性があるのは、スゴイことだと思います。