わけありの方、歓迎します。 斎藤さん家の五ツ星アパート (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048664677
作品紹介・あらすじ
「入居者募集中ご相談は斎藤家(大家)まで※わけありの方も大歓迎です」という貼り紙のある"斎藤ハイツ"。そこには、変わった住人たちがひっそりと暮らしている。近くにあるマンションを見張っている、犬連れの老人。漫才の練習に明け暮れている怪しげな二人組。押入れの奥に三千万円を隠している若者。一緒に暮らす少年に人の殺し方を教えている殺し屋…。彼らは教えてくれる。生きていくのは難しく、苦しいことばかり。けれど、人生は捨てたもんじゃない。
感想・レビュー・書評
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群像劇っぽい内容であるが、一貫して登場しているアパートの娘の物語とも言える。
娘は様々な年齢、状況での登場となるが名前は出てこず、何となく読み取ることができるかなという感じ。
成長と共にいろんな人と出会い成長していく過程を見ることが面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すっごく良かった。じーんと胸が熱くなるお話がたくさん詰まってました。最後の一話で、全てのお話が集約されていきます。ここでひとときを過ごした人たちの思い出は、少しずつ斎藤ハイツに降り積もっていく。
私もおばあちゃんに会って、今までの人生のお話をいっぱい聞いてみたいなぁ。
新たにお気に入り作家さんが出来て、すごく嬉しいです! -
タイトルに惹かれて買ってみたら、構成も読後感もホッコリしてて良い作品だった!星5つ!最終章の種明かしが秀逸だったと思う。
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「わけありの方も歓迎」という斎藤ハイツ。
マンションを見張る老人、漫才師だという怪しげな2人組、かなり訳ありの人達が住んでいて…。
読み終えてみると「なるほど」となるヒューマンドラマ系。人生の機微。
4話目のキャラの行方が気になります。 -
1章ずつ別の部屋の住人のエピソードでつづる連続短編集。
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人生観が変わる
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わけありでもいい人たち。
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途中で、ちょっと読めてしまったんだけど、
全体的には面白いと思った。
根っこからの悪い人は案外いないのだよ、ということか。
だけど、わけありのわけがわけあり過ぎて引いてしまう。 -
何となくほんわか読み終えちゃった。
実際にはありえないけどね。