キノの旅VI the Beautiful World (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048666282

作品紹介・あらすじ

よくない道だねえ、と走ってきたモトラドが言った。後輪の脇には箱が、上には大きな鞄と丸めた寝袋とコート。旅荷物をたくさん積んだモトラドだった。でもやっぱりこれは近道だよと、モトラドの運転手が言った。黒いジャケットを着て、帽子とゴーグルをした十代中頃の若い人間だった。腰を太いベルトで締めたジャケットの前合わせは、初夏の風が入るように大きく開けていた。その下に、白いシャツを着ていた。人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • モラルやルールは大切
    そして本当に危険なのは人間で教育を受けないことなのかな

  • 記録。

  • 好きなお話は以下ですね
    「花火の国」
    去年は花火ちゃんと見れなかったから見たいなぁ
    オチが好き
    「安全な国」
    適切って大事
    「祝福のつもり」
    シズの昔のお話

  • 旅の途中と祝福のつもりがよかった。

  • 「夕日の中で・b」
    彼はどんな景色を見ているのだろう。
    そして、ウィルとは一体誰なのだろう。

    「あの時のこと」
    子供の頃を思い出した話。
    何故誰もが頑なに断るのか、答えを知れば凄く納得。
    こんな身分の子を連れて行けるわけない。

    「人を殺すことができる国」
    禁止されていないが、許されているわけでもない。
    凄く治安の悪い国の話かと思いきや、全くの逆でした。
    だけど、ある意味躊躇なく人を殺せる人間ばかりが住んでいる事にはなる気がするけど…。

    「店の話」
    店舗日誌。
    何を売っているお店かと思っていたら、予想外の商品名が。
    でも、試したことがないのなら本当に使えるのか分からないのでは。

    「英雄達の国」
    キノに挑んだ七人の英雄達。
    彼らは何の英雄なのか、そして何故この国は廃墟のような状態だったのか。
    謎が多く残るまま、みんな居なくなってしまいました。

    「英雄達の国」
    彼らが英雄となった理由。
    一つ前のお話に続くお話、謎に思っていた事が解決するお話でもありました。
    ただ、あの英雄さん達の事を思うとあんまりいい気分にならないな。

    「のどかな国」
    シズさんが訪れた平凡でのどかな国。
    普段は凄くのどかな国だけど、突然起きる出来事のせいで全然のどかさが無くなる国。
    それさえ無ければ、住んでみたいと思いました。

    「予言の国」
    予言書に書かれた世界の終わり。
    これは本当に予言書なのだろうかと思ってしまったけど、実際この本に書かれた事は外れてないからな…。

    「用心棒」
    師匠が受けた依頼。
    トレーラーの中身は知りたくなかったなー…。
    そして、相変わらず師匠は色んな方の依頼を並行して受けるんだな。

    「塩の平原の話」
    真っ白な平原で出会った一家。
    塩で出来た平原ってどんな感じなのだろう。
    そして、お金に目が眩んでいるのは家族みんな同じじゃないのかな。

    「病気の国」
    潔癖にしすぎた結果。
    綺麗だからといって病気にならない訳ではない。
    耐性が付かないからな…、身体が弱くなるばかりな気がする。
    そして彼女は気付いてないのだろうか、もし気付いてないとしたら今後告げられる言葉はかなりショックな事だろうな…。

    「夕日の中で・a」
    当たり前の景色だが…。
    普段、余程変わった場所で生活している人たちなんだろうか。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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