キノの旅VIII the Beautiful World (電撃文庫)
- KADOKAWA (2004年10月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048666305
作品紹介・あらすじ
「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら-」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。-お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた…(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。
感想・レビュー・書評
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「道の国」
終わりが見えない道。
一昨日から走り続けているのに反対側にたどり着けないとか、どれだけ長い道なんだろう…。
「悪いことはできない国」
常に監視されている故に…。
防犯としては良いかもしれないが、ずっと撮られているというのは何だかストレスになりそう。
「渚にて 旅の始まりと終わり」
これは誰といるのだろう…。
始まりと終わりとは、何を指しているのだろう…。
「歴史のある国」
師匠が大暴れした事のある国に。
ありのままを語り継ぐ事は出来なかったとしても、ここまで違う話なるとは…。
もし師匠が、またこの国来た時にどうなるのだろう。
「愛のある話」
崩壊した国と難民と周りの国の人。
他人に与える愛の話ではない、自分自身に与える愛の話。
「ラジオな国」
国一番の人気番組で今回語る事は。
本人が思った事を言っているのかと思いきや、台本があったとは…。
「救われた国」
宣教された謎の宗教と素直に信じる国民。
なんだかんだ、どちらも救われているならこのままでいいのかな。
ただ、もしバレてしまった時どうなることやら…。
「船の国」
海を渡る国で出会った少女。
船を降りた後の出来事が衝撃的すぎる。
この後冒頭に続くのなら、シズ様の安否は大丈夫だろうけど…。
そういえば、プロローグのタイトルはここからきているのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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めがねキノ!子連れシズさま!あとがきは驚いた!どこだあとがき
初めて読む人には8巻はオススメできない
ラジオな国、好きだなー
歴史のある国も師匠やっぱりすごいやー弟子もすごいー
政治家ってなんでこうも醜いんだろう むかむか -
師匠がカッコいい
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記録。
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悪いことはできない国
メガネいいね、いい国だ
歴史のある国
師匠かっこいい
ラジオな国
めっちゃ好き
色んな人たちがそれぞれ思ってていい
半分はシズのお話(船の国)
続くようだ、次が早く読みたい -
船の国とあとがきに尽きる。ある意味本編よりも凝っているあとがきに驚いた。
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相変わらずあとがきの遊びが面白い(笑)「愛のある国」、この巻の発行は年以上前だけど今の世界でも同じような状況があったりするんだろうな。「船の国」では久方ぶりのキノとシズの再会。そしてシズの方には新たな同行人が参入。2人と1匹になって旅は続くみたいだけど、次なる再会の時にはそれぞれがどう変化してるんだろう。再会の時があるかは分からないけど。