電子魔法使いのトロニカ。 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048667746
作品紹介・あらすじ
魔法学校に通う少女のニカ。彼女は落ちこぼれとして知られていたが、それには理由があった。古魔道具趣味。セピアな雰囲気を纏う、古き良き趣深い魔法道具が大好きで、そのせいなのか、現代の魔法の花形である電子魔法系にめっぽう弱く、触れるだけでデバイスを壊してしまうほどだった。そんなニカが、エリート男子生徒の二人…爽やか金髪少年ユリアンと、無口クールな黒髪少年リドと魔法騎士の模擬実戦でチームを組むことになる。魔道具オタク少女のスクールライフ、波乱の予感です…!ほんわりとした幸せをお届けする、マジックファンタジーストーリー。
感想・レビュー・書評
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魔法学校に通う、『特別』な女生徒。
けれど彼女は、魔法を使うための媒体を
触るだけで壊してしまう特殊な体質。
落ちこぼれ、と言われる主人公ですが
周囲の生徒は彼女を別の視点からみないので
その特異体質が浮き彫りにならない、と。
認識を一定にしているから、そこはばれない状態。
これもまた、自分エリート! と
自分で思っているせいでしょうか?
主人公を含め、チームの男の子に、彼女の兄。
非常に個性的です。
いや、ものすごく優秀?
事件を起こした人は、自分は正しい、と思う事によって
プライドを保っていたようですが、思い込みがすごい。
しかし謎が残ったまま終了、です。
続きがあるのでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お話の筋道そのものは何のひねりもなくて平凡だったけど、設定や主人公の心情が非常に豊かで、読んでいるこちらが自然と夢を持ってしまうような不思議なお話でした。
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一巻部分でまだまだこれから?といった印象
トロニカが、電子魔法に疎い部分ばかり目立ってしまって、アナログに関しては最強といった部分が最後の方まで出てこなかったので少し残念
でもこれは二巻以降へ任せるのかな?
とりあえず、これからそれぞれのキャラの立ち位置がはっきりした上でどうなるかに注目ですね