暇なので…(おい)
積本の消化を地味にしていきたいなーと。
そんなわけで攻めキャラが好みというだけで買われたと思われるこの本。
うん。ダメだなー。黒髪の硬派な感じの攻めキャら好きなんだ。
芳野さん…かなりのナイスタイプなキャラでした。
でもボディガードが付いてたり元華族の家柄が…
うんたらかんたらのくだりから。
あー。面倒くさい。と思ってしまった。
誉くん。いい子だけど…バカすぎる。
あたしだったら、そんな面倒くさい男はごめん蒙ります(待て)
という段階から既に感情移入が出来ない(爆)
展開が早いのはこの際置いておこうよ。
これ、身分違いの恋がわちゃーってなる展開か。
もしくは誉が敵方のお坊ちゃんでロミジュリパターンか。
と大方予想はついた。
あたしに展開を読まれてる時点でどうかと思うぞ(遠い目)
案の定、後者の方だった。
個人的には身分違いの恋にがちゃがちゃなって
駆け落ちでもすればいいんじゃない?と思ってた。
……くだらん。
誉が敵方の元華族の血を引くお坊ちゃんて…
タイミングよすぎるし、それを両親も知りませんでした。
っていう展開が溜息交じり。
いっそ、両親は実は知っててそれを隠してた。
ぐらいの展開の方が幾分か好感持てたかも知んないなー。
何度も言うけど、受けの子があほすぎる。
流されっぱなしなのはいいけど…
なんだかなー。
どうしても待ってるだけのヒロイン位置が苦手な人間でして。
芳野さんに事情は話さないし、自分で何かしようと行動しないし
バレたらバレたで逃げ出す始末。
ラストに向けて祭典の展開も。
結局は芳野まかせで、拉致られて殺されそうになってるし…
あほすぎるというかここまでくると、ウザイ★
同じアホなら自分から行動起こして厄介ごとを
起こしてくれる方がまだ楽しめた。
最終的にお互いの先祖の憎しみの根源を知って両家和解みたいな流れ?になるんだけど。
あれだけ芳野側を敵視してた三笠があっさり懐柔されてるし
誉にあっさりと先祖の憎しみの根源を教えるおじいもどうかと思うし
いや…わかってるんだよ。
これはお綺麗なBL小説だって……
頭ではわかってるんだけどさ。
なんじゃこのご都合主義の中身のないぺらぺらさは!
猿芝居もえぇ加減にせぇ!!!!!とつっこまずにはいられません。
後半からは読む気もうせて斜め読みしてました。残念。
唯一、作者さんの文章の書き方は一人称で
心情も状況も丁寧に描写されてるので読みやすいです。
つーか。読みやすい文章じゃなかったら途中で読むの止めてたかも…
如何せん。好みではない本でした。
ジャケ買いはよろしくない…何度騙されたことか(いい加減学べ)