C3 ‐シーキューブ‐IV (電撃文庫 み 7-10)
- アスキー・メディアワークス (2008年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048671781
作品紹介・あらすじ
体育祭、いよいよ目前!!はじめての大イベントに、大張り切りで創作ダンスの練習に励むフィアたちのもとにやってきたのは、「…ふえ」不思議な声を漏らす、ぼんやり無口なはにかみ少女。ちょっと変わったトコロもあるこの子、なーんかミョーなニオイがするんだけど、もしかして…?そんなこんなで新たなメンバーも加わって、体育祭の行方や如何に!!?飛んで跳ねて走って踊る!競技もハレンチイベントも盛りだくさん!?でお送りする、第4巻なのですっ。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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今回の舞台は体育祭です。
私立大秋高校の体育祭が迫る中、フィアと春亮は、楯岡藍子という無口少女に出会います。彼女も、フィアやこのはと同じ「呪われた道具」の一つでした。
春亮は、自分の家で暮らさないかと藍子にすすめ、藍子もそれを受け入れます。そんな彼らのもとに、前回フィアたちに敗れた「ビブオーリオ家族会」の母君であるアリスと、父君「教会区《奈落》」(ナロウ・ナロウ・アビス)が、二階堂クルリという少女を送り込んできます。今回の家族会のねらいは春亮でした。フィアとこのはがクルリと応戦している間に、アビスが春亮に迫り、彼は記憶を奪われてしまうことになります。
そんな春亮の姿を目にした藍子は、「禍具」だった時の忌まわしい記憶から逃れたいと願い、家族会のもとを訪れます。
今回はすごくきれいなストーリー。しいて難を言えば、戦闘シーンの展開がやや雑駁に感じたことくらいでしょうか。戦闘アクションにこだわる読者だと引っかかるところかもしれませんが、個人的にはこのシリーズにそうした方向性を期待しているわけではないので、ほとんど気になりませんでした。 -
ビブオーリオ編完結?3巻の続編です。学園を舞台とした息詰まるバトル。自業自得とはいえ藍子とクルリのラストが悲しかった。
ご都合主義を期待できない物語だからこの2人に救いの手は差し伸べられないのかな。 -
楯岡藍子、ビブオーリオ家族会 体育祭編