GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)下 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2008年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (771ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048672702
作品紹介・あらすじ
世界の運命を巡り、各国の"教導院"が動き出した。敵は世界列強。八大竜王。さらに巻き起こる武蔵内の内紛。しかし、様々な人々の思惑と決意をよそに、バカはいつでもここにいる。「-俺のせいで奪われたオマエの全てを、俺が取り戻してやる!!」"自害"のタイムリミットが刻一刻と迫るなか、果たして、トーリはホライゾンを救うことができるのか!?そして、武蔵の運命はどこへ向かっていくのか!?GENESISシリーズ『境界線上のホライゾン』第一話、完結。
感想・レビュー・書評
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世界の運命を巡り、各国の“教導院”が動き出した。
敵は世界列強。八大竜王。
さらに巻き起こる武蔵内の内紛。
しかし、様々な人々の思惑と決意をよそに、バカはいつでもここにいる。
「ーー俺のせいで奪われたオマエの全てを、俺が取り戻してやる!!」
“自害”のタイムリミットが刻一刻と迫るなか、果たして、トーリはホライゾンを救うことができるのか!?
そして、武蔵の運命はどこへ向かっていくのか!?
GENESISシリーズ『境界線上のホライゾン』第一話、完結!
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読みながらの感想。わかりやすい!
というかアニメがはしょりすぎててわかりにくいのでしょうね。トーリの力の伝播とか、終盤のトーリとホライゾンの「平行線」の会話とか。
ぶっちゃけアニメを観ながら「平行線?なんのこっちゃ」とか思っていたのですが、要するにインノケンティウスと正純がやってたことと同じことなのですな。
さて、ここにきて気になってきた方が宗茂さん!!あっれ、この人普通にかっこいい人だとようやく気付きました。
かっこいいといっても戦闘とかの話ではなく。誾さんとの絡みをみた上でのかっこいい、です。夫婦っていいよね!
なんだかんだでホライゾンは色々なところでいちゃついてるキャラがいるので好きです。成熟した恋愛も、未発達な恋愛も大好物ですぐへへ!
麻呂ことヨシナオさんでさえも奥さんといちゃつきますからね。よいよよいよー!
でもやっぱりツボに入ったのは宗茂さんと誾さん。あの二人よいなぁ。ほんとよいなぁ。宗茂さんは結構さらっとこっぱずかしいこと言えちゃうのがよいなぁ。それに照れちゃう誾さんもよいなぁ。是非今後ともみていきたい二人です。
ホライゾンは掛け合いが面白いですよね。みんな仲間を何と思っているのかと考えてしまうくらいの辛辣さ。でもちゃんと思ってるんだよなぁ。ああいう仲間がいたらさぞかし楽しいでしょうな。ていうかみんな仲いいよね。
ホライゾンさんは自動人形だからあんな感じに喋るのかなと思いきや、人間ホライゾンさんもそんな感じだったみたいですね。冷めた子だったのか?
後、トーリの言動や行動が大問題に発展しないのは、みんながトーリを馬鹿だと認めているし本人も認めているからなんだろうなあと考えたり。
何やってもまた馬鹿が何かやってるぞ、みたいな感じでスルー。そう考えると馬鹿って得?
でもトーリは決めるとこは決める人です。変なとこ男前。馬鹿のくせに…とか思ってしまうのは私だけではないはず。ええでも男前は好きです、はい←
そしてやはり読み始めたら結構するする読める感じがすごい。面白いんだよう!!!
個人的には酒井学長の喋り方がすっごく好きです!“武蔵”さんって呼ぶのが超気になるといいますか…!
そんな感じで今回も面白かったよ☆5!
正純が討論するところは胸熱!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自動人形の少女P-01sが、ホライゾンの生まれ変わったすがたであり、彼女から大量破壊兵器「大罪武装」がつくり出されたことが明らかになると、「聖連」は彼女に自害をせまります。感情をもたない自動人形であるホライゾンもまた、その選択の正しさを肯定しますが、トーリをはじめとする武蔵の学生たちは、彼女を救うことを決意します。
そんなトーリたちに立ちはだかったのが、彼らとおなじ武蔵の学生でありながら聖連側にくみすることになった男装の美少女の本多・正純(ほんだ・まさずみ)たちです。トーリは彼女たちとの論争において、意外な方法で主導権をとり、さらにホライゾンの危険から世界を守ることを主張する教皇総長であるインノケンティウスとの戦いにいどむことになります。
ようやくストーリーが動き出した印象で、本巻よりページ数はすくないものの世界設定についての説明の多い前巻よりもスムーズに読み進めることができました。 -
2020.04.22
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全部読むのにかなり時間が掛かった。確かにボリューム相応の面白さはあるが、正直なところ全てにおいてクセが強い。ハマることが出来れば無二の読書体験が出来そうな壮大なシリーズだが…ハマれないと楽しむのは難しいタイプの作品だろうな。自分はハマれなかった。あまりにも長過ぎた。なぜこんなに長いのか。文章のクセもありとても読みにくい。情景もあまり浮かんでこない。キャラも独特なノリで非常に人数が多くなかなか把握出来ない。シリーズ読破は無理そう。
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ライトノベル
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やっと読了。読むのはしんどいが、すでにある程度の基礎知識が頭に定着してきたので、上巻よりもまだ易し。盛り上がりどころは多々あるけれど、やはり最後は愛。きっちり構築されたプロットの上をなぞりながら、最終的に「個人」の話に収束させていく構成力と、それを書き切る気力はさすが。万人におススメできるような作品ではないが、読む気力と暇と体力があるのであれば、それだけの労力を費やして損はない。ただ、続きはまたしばらく間をおいて、そのうち読んでいきたい。
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アニメ見てなかったらたぶん自分の脳では戦闘の想像が出来なかっただろうなぁと思いました……。「最終話のような1話を」素晴らしい最終話でした() 各キャラクターの戦闘があって頑張りがあって、ラスボスにたどり着いたトーリがかっこ…かっこい……はい。鈴の作文でじんわり感動しかけたけれども見事に打ち砕かれたとき、この作品では笑っていようと思いました。正純も少しずつ自分を認めていけたらいいなと。保護欲バリバリに思います。泣き叫び、感情を爆発させるホライゾンはアニメでもとても良いシーンでしたが挿し絵も良かったです。
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後半は盛り上がったけれど、内容の軽さの割に、登場人物が多すぎで、話が長すぎ。ちょっとこれ以上は付き合えないかな。他の人のレビューの評価は高目だが、私には合わないようです。設定に凝りすぎで、登場人物が設定を一生懸命解説しながら進む物語ってどうなんでしょうか。
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アニメ視聴済みのおかげでサクサク。数々の相対は文章だけでは私の脳みそではイメージできなかったと思うし(でもスピード感があってわくわくした)、キャラクターを把握してる分、ぐっとくるシーンもあった。
特に鈴の作文の場面とホライゾンが亡くなってからの喜美と葵の回想はよかったなぁ。
しばらくしたら2巻に挑みます!