幸せの作法 働く女性に贈る61のヒント (アスキー新書 119)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048677417

作品紹介・あらすじ

幸福を考えるときに忘れてはならないのは、「幸福とは非常に主観的なものだ」ということ、そしてもうひとつ、「幸運」と「幸福」を勘違いしてはいけないということです。パートナー、仕事、家庭、充実した毎日。こうした幸福を掴み、自分の足で人生を歩くために-。すべての女性に贈る「幸せ」へのアドバイス。

感想・レビュー・書評

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  • 幸運を望まず幸福を少しずつ作る。ふつうに働くことに価値がないと思わない。安定的な労働力は必要。

    安心する言葉が多かった。 野望を持たずともこつこつ仕事をすることを、自分では自己満足を感じていたけれどやはり背中を押してもらえた言葉をもらえると安心した。 ブックオフで購入してまたブックオフに売るローテーション予定だったけれど これは手元に残しておこう。 迷ったらまた再読しよう。

  • 私の好きな言葉↓にリンクしてる★
    「私が幸せかどうかは私が決める!」

    心に残ったフレーズ:
    幸福はとても主観的なもの。他人の幸せが自分の幸せとは限らない
    「仕事ができる」とは、職務を全うすること。与えられたポストで、しなければならないことをすること
    のばすべきことは「長所」「得意分野」であって、無理に不得意なことを克服することはない。自分の不得意なことが上手にできる人と組むなど、欠点がダメージにならない工夫をすればよい

  • 坂東さんは穏やかに本質を突く天才。
    ビジネス社会での女性のあり方、本当に参考になります。

  •  女性は特にふつうの仕事でいい。それを得つづけるのが難しいから。
     転職するときは中年女性が多いところがいい。
     職場に友達を求めない。後輩にも敬語や礼を忘れない。仕事を断ってもいい、無理をしない。
     当たり前のことが書いてあるのだが、たしかにキャリアアップなど考えると肩肘をはってしまうなと思う。特に女性上司は難しいといわれるので気をつけたい。

  • できる約束はしない、継続は力なり 等々…当たり前のことしか書いていない。けれど、全て大切なこと。社会人になる前に、一度読んでおくべき本だと思う。

    ★「根回し」よりも「後回し」、「よろしく」より「おかげさまで」
    根回しは一生懸命しても、成功したら、自分の手柄と考え、お礼を言わないそんなのは良くない!という話、印象的だった。

  • 前半がタメになった。
    自己啓発本っぽいところもある。
    働いている人なら、もっと共感できるかも。

  • 第一章
    「ひとりを楽しめてこそ、誰かと一緒にいても楽しむことができ、自立しているからこそ、他の人を助けたり支えたりできるのです」

    第二章
    「短所を見つけてくれる親や教師、友人に会えたおかげで大きく成長した人は、たくさんいます。自分で短所を自覚して直そうとすることも、もちろん大事です。短所を自覚できるということは、「それを直せる」ということだからです。短所があることを悲しみ、なかなか治らないからと言って自分を否定することはありません。欠点を自覚できる人は、充分に賢い人だからです。」
    「なんだか、夢のない話に聞こえると思いますが、「とりあえずすぐには潰れそうもない会社に、一般職の正社員として入る」というのは、実は女性にとって本当に「幸福」なことなのです。
    学生の間は、そんなつまらないことが「大事」とは思えないでしょう。しかし、20代後半、30代になってくると、その「価値」がよくわかるはずです」

  • 女性が結婚、出産しても長く働いていくためのアドバイスが満載。すぐに実践できることが多く、とてもためになります。

  • 61全てが自分のヒントになるわけではないけど。自分に合うヒントは見つかるはず!!

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • あたりまえのことをしていくこと、一見簡単そうに見えて、実は難しい。でも一方で、難しい、無理と敬遠していて、まともに真面目に取り組んでないだけのものもありそう。
    この本で書かれてあることは、どれも新しくはなく、既にどこかで2、3度は読んであるようなことばかり。でも、まだ出来てない。そう思うと、他の本をもう一冊さらに読むより、何か一つでもいいから、心がけを持つことが大事かもしれない。
    今日はざっと読んでしまったけれど、ちょっと、次は当面の努力目標を立てよう。

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著者プロフィール

昭和女子大学学長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年に女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)に就任。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。04年に昭和女子大学教授となり、07年より現職。320万部を超えるベストセラーとなった『女性の品格』をはじめ、『錆びない生き方』(講談社)、『坂東式ハッピーライフ両立力』(幻冬舎)、『60歳からしておきたいこと』(世界文化社)など著書多数。

「2014年 『ソーシャル・ウーマン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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