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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048681506
感想・レビュー・書評
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なんというか、こういう“想い”のある物語は、大好きだ。
シリーズ三作目。いろんな人のいろんな想いが明らかになっていく。
白山さんの鞄に対する想い
九衛の白山さんの言動に対する恐れ、衛に対する信頼
汐の姐さんの対する想いと夢
その姐さん(流姐)の汐に対する想い
そして、あの遠咲先輩の両親に対する想いまで、
もちろん、主人公衛の白山さんや九衛や汐に対する想いも
それらが、どれもすごく自然で、切なくて、
どうしようもないほど切実で、そして強い、———想い。
そんな想いのぶつかり合いがこの物語を動かしていく。
いいなあ、こういうの。
今回は敵である流姐さえ、かっこいい。
読んで、よかった。
ラストの白山さんの言葉は、ある意味、お約束だけど、にやにやが止まらない(笑)
さて、物語はこの先何処へ向かっていくのだろうか?
期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の破壊力は反則級ですよ、白山さん。九衛に嫉妬しちゃうあたりもグッドです。その九衛も今回は可愛くなったなぁ。そういえば衡くん不幸体質だったなぁと。二巻ではあまり記憶になかったのでその設定を忘れてました。やっぱり物語の肝だったんですね。
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9784048681506 2009・11・10 初版 337p
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