タロットの御主人様。(8) (電撃文庫 な 11-17)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 81
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048681940

作品紹介・あらすじ

クラス旅行で近未来テーマパーク『ワールドアヴァロン』にやってきた秋人たち。最先端のCG技術と、様々な趣向をこらしたアトラクションに大興奮…のはずがタロット少女たちは、香澄の告白に対して秋人がした返事の内容が気になって仕方がなく-。ついにはアメジスティアまで参戦し、テーマパークを舞台に秋人を求めたカゲキな追いかけっこがスタート!もちろん、それで何も起こらないわけがないわけでして。そんな中、真冬は秋人のいない四阿本家へと侵入。禁忌とされる占現の力"遠目"の秘密を探ろうとしていた-。タロット少女たちとの関係と、占現の秘密。どちらも急展開の第8巻登場。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、籐子の実家が経営する、拡張現実を応用したテーマパーク「ワールドアヴァロン」が舞台です。

    ついに香澄が秋人に告白し、その結果を知ろうとする他のヒロインたちと、それを阻止しようとする結夏がテーマパークを駆けまわっての攻防戦を繰り広げます。

    今回の敵となるタロットは、拡張現実の舞台を駆使して秋人たちのチームをピンチに陥らせるなど、ひねりの利いたキャラクター設定になっています。ただ、タロットを獲得するたびに次々にヒロイン増員となるため、そろそろさばききれなくなってきているような印象もあります。そろそろオチのつけどころなのであまり心配することはないのかもしれませんが、ヒロイン一人ひとりの心情を掘り下げるようなエピソードは期待できないのかもしれません。

  • 読書録「タロットの御主人様。8」3

    著者 七飯宏隆
    イラスト YUKIRIN
    出版 電撃文庫

    p246より引用
    “"気"を使って占うこと自体は至極理にかな
    っている。ただ、それが人には見えないものだ
    から、理論化された手順で術を行使したり、
    占具の補助を受けたりして、手探りで扱わな
    きゃいけない。”

    目次から抜粋引用
    “ワールドアヴァロン
     正しいテーマパークの歩き方
     波紋
     “魔術師”は笑う”

     その強い占いの力をもって、国を影から支
    えてきた一族の、落ちこぼれ気味な後継者を
    主人公とした、ライトノベル。
     前巻、占い喫茶で、文化祭の一般投票にお
    いて優勝した主人公達のクラス。副賞の特別
    修学旅行に出かけた先は、島丸ごと一つの
    テーマパークだった…。

     上記の引用は、他の人には見ることの出来
    ない、主人公の特異な目で見ることの出来る
    気についての記述。
    本当に大切な物は目に見えないとは、星の
    王子様のセリフだったでしょうか。
    その他の人に見えないものが見えるので、そ
    れを操って占いをしようと、主人公はするので
    すが…。出来るからといって、安易な方法を選
    んでばかりいるとあまり良くないのかもしれま
    せんね。
     なんといいますか、異性にモテるのも大変
    そうですね。経験が無いのでわからないのが、
    幸いであり寂しくもあります。

    ーーーーー

  • タロットの回収が遅々として進まないままもう8巻。
    どこまでいくんですか、あなた!?(笑)
     
    今巻はテーマパークでキャホウ! のはずが、大半が香澄ちゃんの告白を受けた秋人の返事を巡る「どうなった騒動」に終始した感じ。
    いや、もう、タロット集めする気、ないんじゃないのか?(爆)
    だって、"魔術師"のカードはほんの付け足しみたいに、まあ、あっさりと(笑)
    でも、それが秋人を試していたのだとしたら、この結論は、今後ごそっとカード達が秋人に恭順する展開になるんだろうか?
    そうでもしないといつまでも終わらなそうだよなあ。
    だって、最初の設定以上に次から次へと新しい伏線が増えてるんですけど(笑)
    いい加減回収して欲しい。
     
    ということで、未だ先が見えないくせに、タロット集めはもうめんどくさくなってるようなので(爆)
    いや、頑張って欲しいもんである。

  • 9784048681940   352p 2009・12・10  初版

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