- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048682718
作品紹介・あらすじ
「じゃあね、兄貴」-別れの言葉を告げ、俺のもとから旅立った桐乃。…別に寂しくなんかないけどな。そして新学期。平穏な高校生活を謳歌する俺のもとに、奇妙な後輩が現れる。「おはようございます、先輩」俺は、黒猫の人間としての仮初めの名を知り、より深い"絆"を築いていくことになる。"妹"と"親友"。ともに大きなものを失った二人は、数多の思想が渦巻く校内で、"魔眼遣い"の少女と対峙する。"稀少能力"を持つ少女に、俺と黒猫は圧倒され、異空間へと誘われ…!!"日常"と"非日常"が交差するとき、物語は始まる-。
感想・レビュー・書評
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黒猫のひたむきさが、ひねくれてても本当にかわいい。瀬菜の変わりようはちょっと...。
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今回は桐乃より黒猫の活躍?が中心なイメージ。
それでもやはり桐乃の良さも描かれていて、彼女のストイックさはなかなか。
それだけ彼女にとって“友達”が大切ということも伝わってくる巻だった。
今までの巻の中では1番好きかも。 -
桐乃を中心に構築されたコミュニティだと思っていたけど、存外に周縁同士の結び付きも深かったみたいだな。まあ、主人公は京介で黒猫や沙織を桐乃と結び付けたのは京介の存在があってこそだから、意外でもなんでも無いんだけどね。
黒猫が京介と同じ学校に入学したのは意外だったけど、まあいいんじゃないかな。クラスでひとりぼっちな事は意外でもなんでもない。自分もそんなもんだったしな??
[more]
オタクというよりも、人見知りが激しかったり、自分からコミュニケーションをとることが苦手な人間が最初の一歩を間違えるとそんな感じになると思うよ。
自分は大学でも最初はそんな感じだったな。 -
ライトノベル
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そして、妹がいない生活。
というわけで、もうひとりを気にかける毎日。
そして恐ろしい親友の妹。
まぁ前回列で出会った時点でもしや、と思いましたけど
素晴らしいほどの演説です。
とはいえ、本人が語っている、オタクはひっそりと、と
半分ぐらい離脱してる気がします。
小説だから…分かりやすくてよし?
ついでに、自転車の持ち主も登場。
持って行ったんでしょうか?
迎えに行ったのでしょうか?
このまま題名に『妹』があるというのに
妹不在か!? と思った最後。
兄って素晴らしい、と思ってしまいました。
いや、一番素晴らしいのは父か?w
下調べばっちり☆ -
アニメでは第1期の13~15話、地上波でいったん最終回を迎えた後に動画共有サイトでの放映やBDに収録されたりしている部分。「TRUE ROUTE」と名付けられているとおり、多くの人が望み、「読者投票型のアンケート」に参加した結果決定した黒猫ルートに入った部分です。
相変わらず、アニメの原作の再現性がとても高く、アニメ版から入った自分も全く違和感なく読み進めることができました。
内容は、「黒猫ルート」に入った直後、黒猫がヒロイン扱いで、ご多分に漏れず黒猫推しの自分にとっては幸せな巻となりました。特に校舎裏で呪いをかけるシーンの破壊力は抜群で、かんざきひろさんのイラストと相俟って、おそらくシリーズ中の白眉ではないかと思います。
ただ、この巻のラスト、桐乃が帰国してがっかり(「ずっと帰ってこなくていいのに…」って)するのも、おそらくこのシリーズの最大の弱点ですね。もう少し桐乃に感情移入できれば、もっと楽しめるシリーズになっただろうと思うのですが…
そして、誰もが望んだはずのルートの最後に待っているのは、誰も、他のヒロインルートを望んだ人たちですら望まなかったエンディングであることを、自分は知ってしまっています。
そのため、なかなか一気に読み進む気が起きません。 -
今回は妹が海外に行ってしまっており、代わりに主人公の学校に後輩として入ってきた黒猫のエピソードがメインとなっていた。
毎回濃いオタクが登場するが、今回は腐女子が登場。かなりのインパクトがあるキャラクターになっていた。黒猫も主人公になついている様がとてもかわいらしい。
ぶっちゃけ桐乃がいない方が物語的には穏やかで良い感じがした。 -
黒猫萌え萌えの方にはたまらない。という巻。