幕末魔法士-Mage Revolution- (電撃文庫 た 23-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.29
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本棚登録 : 318
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048683234

作品紹介・あらすじ

一冊の魔導書が秘めた無窮の闇。激動の時代を舞台に繰り広げる幕末ファンタジー。第16回電撃小説大賞"大賞"受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 既刊3冊未完結。今後の刊行は難しいらしい。
    日本史を題材にしたライトノベルは色々難しいのかこれまで読んだこの種の作品は全て未完結であった。
    この『幕末魔法士』はその他大勢の軽妙なライトノベルと違い固い語り口が味わいがあった。
    龍馬、土方、沖田の超有名人だけでなく有村次左衛門のような知る人ぞ知る実在の人物も出てくるので登場人物を検索しながら読むと楽しめる。
    続刊希望。

  • 幕末+欧風ファンタジーはいまいち自分には合わなかった

  • ライトノベル

  • 濃密な世界観とそれに見合った文体。物語の盛り上がりもあり楽しめたのだが、回収されていない設定も感じられ今後に期待したい。

  • 幕末と魔法を上手く融合させた作品だと思いました。
    主人公は伊織という若い人間です。
    優れた魔法士であり、頭もいい。
    (ちょっとした秘密がありますが、それは隠してます。)

    というわけで魔導書の翻訳のために松江へ行くのですが
    そこでちょっとした陰謀に巻き込まれてしまう話ですね。
    で、立ち寄った茶店の騒動により出会った冬馬。
    彼と喧嘩したり協力したりしながら事件を解決します。

    少しずつ仲良くなっていく二人の関係はステキだと思います。最終的にどうなるのか、ちょっと気になる。

    この冬馬さん、すごい秘密を抱えている感じ。
    だけど1巻ではあまり詳しいことは書かれていません。

    私は続きを買う予定はありません。
    なんというか、自分の好みではなかったんです。
    確かにすごいとは思ったし、主要人物の関係も気になるんですけどね。

    好きな方ごめんなさい!
    だけど嫌いってわけじゃないんで、気が向いたら読むかも?

  • もう手元にないけど、設定が気になって思わず買った本。
    続編もあるけど、個人的にこれで終わってもよかったんじゃないなぁ~と思う。
    作者の洒落から思いついた設定のようですが、私は結構好きです☆

  • 詰まらないってわけじゃないんだけど……。
    ストーリーも複線をざっくり見た感じ回収しているし上手いとは思うけど、こう、どうも気が乗らないっていうか、何かじみーって感じがしてしまう。そもそも伊織を主人公に持ってきているのが、どうも楽しめないような。冬馬が主人公だったらもっと爽快に読めたような気もするけどよく解らない。伊織の叙述トリックを知っていた+絵柄でばればれとかも損しているようなツルカメ。
    時代物を魔法で脚色している世界を描ききる文章力は素晴らしいと感じるけれども、中二病でもいいからもっと風呂敷を大きく広げても良かったんじゃないかな。などと読みながら感じてしまった。
    星四でもいいような気もするけど、とりあえず星三に。

  • 幕末と魔法と言う組み合わせが面白いなと思い、読んでみました。
    文章きれいだったし、ラノベにしては読み応えがありました。
    さくさく読めましたが、内容はファンタジーを期待していたんですが、どちらかと言うとミステリー色が強かったかな。
    まあ、幕末ものでファンタジー色を出せっていう方がちょっと無理があると思うので、これが精一杯だったのかなぁ(^-^;

  • 電撃大賞だけどあまり面白くなかった。ぶっ飛んだ設定とかのめり込むような文章とかだったら良かったんだけど・・・。

  • じっくり書かれた作品という印象。丁寧な時代劇風の描写、言い回し。
    ただ、伏線がいささかわかりやすいというのが、少しマイナスに感じたかも。
    ラストバトルも少々がっかり。

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