官能小説を書く女の子はキライですか? (電撃文庫 た 24-1)
- アスキー・メディアワークス (2010年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048687669
作品紹介・あらすじ
氷坂月は家族同然に育った俺の幼馴染み。家の事情で離れ離れだったが、この春から一緒に暮らすことになった。でも久しぶりに会った彼女の様子がおかしい。電車内でいきなり俺の手を自分のお尻に押し付けたり、スクール水着で風呂場に乱入してきたり…。さらになぜか男子の制服着て、「男」として学校に通いだして…!?保健体育の授業を聞いて気絶しちゃうような温室育ちのお嬢様なのに一体なんで…?そして、そんな月を心配するあまり、ついに彼女が抱えている意外なひめごとを知ってしまった俺は-?大和撫子で官能小説な女の子との、ギリギリひめごとラブコメディ。
感想・レビュー・書評
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既刊5冊。凄くエロい事をしているラノベ。体験取材なんて、変過ぎる。一応、両者共に互いのこころ内がわかった所ですが、男装バレたら即帰郷設定はどうした。
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久しぶりの幼馴染との再会…を果たしたら
彼女は『男』として高校に入学を!
どうしてこうなったのか、はものすごく納得。
それをフォローし続ける主人公も
ものすごく好感が持てます。
とはいえ、これをよくある王道な主人公にしたら
恵まれ過ぎてる、とも言えますが。
当然のごとく、ラッキースケベもありますし
目指しているものがものなので、それ系も。
よくある主人公の性格でないだけで
生活パターンは王道そのもの。
というわけで、幼馴染のやりとりと
性別隠しで奮闘する以外は読み飛ばし。
それでもちゃんと内容は把握できます。 -
同種のライトノベルである「ライトノベルの楽しい書き方」がツンデレなら、これは素直クールの作品と言えるだろう。
官能小説作家を目指す彼女が、幼なじみの彼と幼い恋愛をしている様は、素直に互いを思い合っているのが明らかで快いものである。
個人的には好みな物語なのだけど、ちょっと誘因が少ない感もある。正統派のラブコメとして楽しむには、いま少し密度の濃い物語が望まれるところだろう。
特に、第四話の展開は困りものだった。リスクを犯すポイントがおかしい。熱を出しがちだっていうなら、数日の風呂なしくらい我慢できそうなんだよなあ。
とはいえ、これがデビュー作なのだそうだから、ある程度のつたなさはむしろ当然だろう。読者としては温かな目で見たいところだ。(結局、二巻でギブアップしたが) -
よくある設定ばかりが先行してしまっている作品だと感じた。
ヒロインが個人的にはあまり好きではない。完全に主人公にべったりでこれ以上発展がみられるとは思えなく、前編通して意外性のないものとなってしまっていた。
好みもあるかもしれないが、藍川のほうが魅力的に感じた。 -
9784048687669 329p 2011・1・28 6版
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ギブアップ。一応最後までは目を通したけど……
主人公とヒロインが、個人的に合わない……というかなんというか。
主人公は、ヒロインの事以外関心ないし、ヒロインは、自分の夢の為に男装して共学校に通う、という状況下なのに、主人公に終始頼り切り。
周辺に配されている人物が、基本的に主人公とヒロインの障害にしか描写されていなくて、学園モノである必要がないというか……そもそも、基本設定に難があるというか。
官能小説を描くヒロイン、か、男装するヒロイン、か、どっちかにテーマ絞った方がよかったような。
どちらの設定も、一巻の走りで、納得できるような説得力はなかったかなぁ…… -
設定が厳しすぎるような、、、まあべたべたで一線を絶対超えられないつうのは拷問ですよ。
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「えっちなのはいけないと思います!」は、ラノベとして当然の事だけれど、官能小説書きがそれを言うのは、どうなんだろう?
まあ、微エロラブコメとしては歯止めが必要なんだろうし、そこそこ面白かったので星三つです。 -
主人公がカッコよすぎる。あと、結構はらはらしてずっと食いつきっぱなしでした。七さんのイラストもかわいいし文句なしです。2巻以降に期待です!
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亡き母親の職業、官能小説化を目指すヒロイン氷坂月。官能小説を書く事に反対の父親が続ける為に出した条件は、幼馴染(小鳥遊真一)のいる編入先の高校で卒業まで男装し女性とばれずに卒業をする事だった。
電撃文庫の小冊子にて期待の新作登場とあり、期待して買ってみましたが、正直期待はずれでした。イラスト:読んだ方なら分かると思いますが、表紙やカラーページと比較してP147をは特にひどい。これがプロの挿絵?と思える出来です。本編:官能小説というタイトルもあり、エロさを売りにする為のボディタッチが続きますが、月並みな表現力が鼻につき、想像出来る様な展開しか無く、ネタ切れ必須で今後の期待感が湧きません。久しぶりに読了放棄しそうになった、電撃文庫作品でした。