僕と彼女とギャルゲーな戦い (メディアワークス文庫 に 1-1)
- アスキー・メディアワークス (2010年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048701549
感想・レビュー・書評
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ちょっと感動した。
前半が読みずらくて、読み飛ばしながら読んでしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲーム業界、やっぱ憧れますねー。
話は王道だけどヘンに奇をてらうよりはよかったかな。
というかやっぱり西村悠先生には、ファンタジー・SFのほうが合うんじゃないかなぁ・・・。そっち読みたいです。 -
小説家を諦めた元文芸部の就活生の男子学生が昔の憧れの先輩に誘われて、ギャルゲー製作に関わってしまうお話。
ものづくりを裏側から捉えて、その苦労などが書かれている。
個性的な面々が登場するが、そこまでアクは強くない。
作家にはなれなかったけど、書くことを放棄しなかった男の子が周りの人々との関係性の中で、復権するという救済譚なのだが、創作は甘いものじゃないよということを教えてくれる。
大勢で何かを作り出すということは、素敵なことなのです。
さらっとした読後感が味わえる作品です。 -
似た業界に勤めているからなのか、妙に共感できる内容だった。ただ、共感できる内容だったからこそあっけない部分もあったため、★は4つ。見知らぬ業界の方はすっきりと読めると思う。最後も下手に美化しすぎていないのがいい。日常のなかにある「戦わなきゃいけない」ことに立ち向かう勇気が得られる……と思う。
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タイトルと表紙に惹かれ、そして現役のゲームシナリオライターさんが書かれた作品ということで気になって読んでみました。
社員の絆といいますか、物を作る信念の強さを感じました。
個人的にはおソノさんが良いキャラだなと思います。 -
流石、現役のゲームのシナリオライターらしく
各登場人物のキャラクターも上手いと思うし、
厭味無くベタで青臭いストーリーや台詞でも
引かせる事なく読ませてくれるし、失礼ながら
期待してなかった分結構惹き込まれます。
ただ...自分はこの世界に入っていくには歳を取り過ぎたか。
大学生主人公の「イチ」とその先輩(美女)の熱い想いは
分かる。その青臭さも伝わるしいい青春小説だとも思います。
でも、流石に現状の様々な自分の仕事に於ける閉塞感や
圧迫感のハンパじゃない状態には、遠い昔の出来事の
ように映ってしまう。作品の所為ではない...と思う。
あとは、今作で描かれるゲーム業界自体に
基本的に興味が全くなかったという事もあるのかな?
違ったテーマでもう少し練り込んだ作品を読んでみたい
と思った事は確か。今後の作品にはしっかり期待してます。