王子様と熱愛: プリンシパル・ラブメモリーズ (B-PRINCE文庫 ろ 1-2)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048706131

感想・レビュー・書評

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  • 王太子×庶民特待生

    王子がクーデターとかもう突き抜けてて良かった。
    ただ、夜遊びしてたり意外と受けを好きだ好きだいう割には軽いなぁw
    むしろその軽さを受けに向けてあげた方がよっぽど優しいのではないかと思ったけど、これはこれでよいのかな。

    用意周到な王子様にうまく丸め込まれた感の強い受けだけど、田舎のおばあちゃんを大切にするところはいい子だなぁと。
    そしてその饅頭を喜んで食べる王子もいいやつだなぁ。

    さらっと読めるお話でした。

  •  選び抜かれた子息や令嬢が集う名門大学に特待生で通う美治。
     元々美治は、田舎で祖父母と二人暮らしで生活をしており、決して余裕のある生活ではなかった。
     そんな美治が、名門大学に通っているのは、すべて特待生制度のためであった。学費・寮費免除の上に、研修費としてお小遣いまで支給してくれるような学校は他にはなかったのだ。
     そのため、自分たちの特権階級を鼻にかけているようなクラスメイトたちのいやみにも負けずに、学校に通い続けていた。
     そんな美治が、心を許せる人間が一人だけいた。
     それは寮で同室であるラーシュ。
     実はラーシュは、ある東欧の国の王子様!
     けれど、そんなこと関係ないかのように、美治に接してくれ、優しくしてくれる。
     ところが、ラーシュの国でクーデターが勃発し、ラーシュは王子の座から追われてしまう。
     心配する美治をよそに、「これからは自由に好きなことができる!」と大喜び。
     そしてあろうことか、美治に愛を告げ、押し倒してきた……

     という話でした。
     最初、美治の生い立ちから始まって、ラーシュとの友情まで辿り着いたところまでは、まぁまぁ、ちょっと重みのあるしっとりとした話なのかなー……と思っていたのですが。
     クーデターが起きて、ラーシュが自由に発言できるようになると、一転。
     ただの美治が好きで好きでたまらない男が、美治を押し倒してあんあん言わせて、美治も断りたいのに、結局のところラーシュのことを悪く思ってないから断れないただのラブラブいちゃいちゃ話へと変貌を遂げました……。

     後はもう、本当に一事が万事その調子で。
     ラーシュはどこでも盛るし、美治はそれを拒めないし……で、「あーあ」という感じ。
     ラブラブいちゃいちゃ! っていう話が好きな方にはオススメしますが、もう少し紆余曲折があった方が面白い……というような人には、オススメしません。

  • なし崩し的に手籠めにされましたね。この受は。
    でもいっそ清々しいくらいの甘々で腹黒な攻ですね。
    そこが面白かったですよ。

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