奇跡島の不思議

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730099

感想・レビュー・書評

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  • 水野サトルシリーズ、大学生編の第1作目。孤島で起こる連続殺人を題材としたクローズドサークルもの。探偵役水野サトルが出てくる小説自体を読むのが初めてだったので、まさか探偵役を演じるのが最初と最後に出てくる人だとは想像もつかなかった。とても、面白かった。

  • 水乃サトル・シリーズ 大学生編

    奇跡島と呼ばれる島に美術品鑑定にやってきた大学生サークル「ミューズ」のメンバーたち。途中であった「風来坊」と名乗る青年。30年前に起きた奇跡島での足跡の無い首切り殺人。当時の島の所有者有香子姫の死。
    奇跡島に残された「ミューズ」の元メンバー八代百合夏の遺言。
    シャンデリアの落下による日野原の死。死体から切り取られた首。友美の死。留美子の死と続く殺人事件。管理人夫婦の殺害。疑心暗鬼のに囚われるメンバー。犯行を告白する遺書を残した権堂の死。

     2010年10月12日読了

著者プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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