T.R.Y.

著者 :
  • KADOKAWA
3.53
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本棚登録 : 136
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731799

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい!!
    最初は、期待していなかったけど、
    どんどん引き込まれてしまった。
    歴史的な要素も含まれているが、難しくないので、歴史に詳しくなくても楽しめる。
    登場人物が魅力的で、いい。
    最後まで全く飽きさせなく、一気に読める作品。おススメ!!

  • 11月14日読。
    結構面白かったです。痛快感があって。日本史好きな人にはオススメですね。

  • 20世紀初頭、日中をまたにかけた詐欺師伊沢修の大立ち回り。
    騙し騙され、最後まで気が抜けない…。
    読後の爽快感ったらありませんネ☆
    織田裕二主演で映画化もされてます。

  • 痛快詐欺活劇とでも申しましょうか。最後まで全速力で引っ張っていく語り口がニクい。上手い。しかもデビュー作・・・。高校の時に読んだけど、読後の清々しさは今でも覚えてる。

  • 中学のときに、映画みた気がしますが・・・・本を読んで、話を全く覚えていなかったことに気づかされました(爆)
    えっとすごく面白かったです。詐欺師の井沢修が赤眉に狙われたことで、中国革命にひきずりこまれていく・・・・。とても楽しかったです。文章も少し中国が舞台とあるだけに、漢字たくさんで難しいと思われるところもありますが、読み進めていくたびにページをめくる手がとめられないっっ!!

  • これは面白かった!明治末期の中国と日本という、あまり馴染みの無い時代が舞台ですが、ストーリーといい文章といい、読み手をぐいぐいと引き込んでいきます。スリルの中に散りばめられたユーモアも絶妙。詐欺師・井沢修を主人公に、登場人物たちが時代の中でそれぞれの「革命」を巡って生きる。第19回横溝正史賞正賞作品で、綾辻行人や内田康夫など、錚々たるメンバーの選評も巻末に掲載されています。
    この時代にもまだ、長州とかそういうものが生きていたのですね。幕末好きとしては「江戸時代に生まれた人間たちは…云々」の台詞に笑ってしまいました。

  • 中国、ロシア、日本を又にかけ革命のために奔走する主人公たち。明治の時代の日本人のすがたも垣間見え、一流の詐欺師、伊沢修が怒涛のように駆け抜けます。読んでいると映画のように場面が展開されます。すばらしく面白いです。
    織田裕二主演で映画化されましたが、映画はいまいちでした。

  • 明治時代末期の中国を舞台とした作品。革命児伊沢修の情熱に熱くなります。

  • 2003/1/10〜読みはじめます。

    織田裕二主演の映画化された小説なのよねぇ、コレ。
    オットってばいつのまにか買ってたわ。(*^m^*) ムフッ

    〜2003/2/28や〜〜〜〜〜っと読み終わりました。

    えっと、ラストはアッパレで楽しい本なんだけど、まず中国人名に慣れていないから
    誰が誰だかわかんなくなっちゃう。r( ̄∇ ̄*)ぽりぽり。。
    でもって、歴史に基づいたお話らしく、歴史を苦手とするワタシには更に┐('〜`;)┌ 

    まあスピード感や話の作り込みは非常に上手なのですが、イマイチのめり込む事が出来ずに
    こんなにも時間がかかってしまいました。
    (大して厚い本じゃないのに・・・)

    でも、映画でこれを観るならばその方がわかりやすくてオモシロイ気もしたなぁ。
    レンタルビデオを借りてみるか、テレビで放映される時にはみてみたいと思いました。
    (お金払って邦画をみるタイプじゃないの・・・・ワタシ)

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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