- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048736978
作品紹介・あらすじ
北の伊達、南の北条とつばぜり合いを演じてきた弱小戦国大名・佐竹義宣は、豊臣秀吉の小田原攻めに馳せ参じ、将来を秀吉に賭けた。石田三成の支持のもと、一躍常陸の大大名にのし上がった義宣に、隣国を領した実力者・徳川家康は挟撃を警戒し、しきりに誼みを通じようと接近を図る。豊臣政権の存続こそが佐竹の安泰と見る義宣は、三成、上杉景勝の執政・直江兼続と盟約を結ぶが-。戦国の下剋上に耐え、徳川260年を生き抜き、戊辰戦争さえも東北で唯一新政府軍についた源氏名門の生き残り戦略。
感想・レビュー・書評
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石田三成の脱糞シーンが読めます。
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常陸の大名で佐竹義重の長男であり、源氏の嫡流の血を引く佐竹義宣が主人公です。
この本では、小田原の陣から夢破れて秋田に改易されるまでが描かれています。
父義重が終始徳川家が勝ち残ることを予想していたため、最終的にどっちつかずで秋田に改易されたイメージがありましたが、ぎりぎりまで盟友である上杉家と共に徳川軍に痛撃を与えようとしており、覇気のある武将という印象を持ちました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-88f0.html -
もっと面白い展開を期待したけど史実物だとこんなもんかな?
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おもしろかったです。
腹の探りあい、交渉などが生々しさを感じました。
しかし、その後秋田での逸話などが書き足されていれば、もっと良かったかも… -
(r)
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小田原参陣から関が原終結までですが読み応えがありました。あまり良く知らない武将だったので勉強になりました。でも、小田原以前と秋田転封後もあればなあって、ちょっとよくばりですか