パーティ

著者 :
  • 角川書店
2.82
  • (15)
  • (16)
  • (141)
  • (40)
  • (24)
本棚登録 : 649
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738187

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 帯に釣られたな。
    オチの薄さったら…^^;

  • 「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない―。そして青空に浮かぶ雲よりも高いここ「神獄山」で再会した四人は、目の前の山を登り始める。少女への強い想いと、山頂にいる者への殺意を抱いて。果たして裁きの山の頂上で彼らを待ち受けるものとは?そして彼らの犯した罪とは。 (e-hon)

    この作者のいつものことだけれど、オチがいまいち。
    そして、山に登ることがわかっていて、食料も水分も持たずに山に向かう時点でおかしい。
    もう少し、リアルさを求めるべき。

  • 「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない―。そして青空に浮かぶ雲よりも高いここ「神獄山」で再会した四人は、目の前の山を登り始める。少女への強い想いと、山頂にいる者への殺意を抱いて。果たして裁きの山の頂上で彼らを待ち受けるものとは?そして彼らの犯した罪とは。

  • 本当にかなりネタバレなので注意してください。


    現在と過去の話が交互に進んでいく構成。
    心臓に病がある少女とそれを守る4人の少年達の話(小中高)だが、手術のために強盗したり、騙し女を殺すために命がけで山を登ったり、暗い話ばかり続く。しかも、矛盾というか、展開が都合よすぎると思う。(銀行強盗して、あんな都合よく進むわけないっしょ・・・しかも、登山・・そんな簡単じゃないでしょ・・遭難者がたくさん出てる割に、しかも、何の準備もなかったくせに、ちゃんと頂上まで行けてるし。なんなの。。)

    最後まで読んだが、この先を読みたいというわくわく感はなく、どちらかというと嫌々読み進めた感じ。
    読み終わった後もなんだか後味が悪かった・・

  • 色んな意味で悲しい話でしたが、登場人物のミキは想像力が働かされ大好きです。

  • 美希を思う4人の絆はすごいと思いました。

  • やっぱり、絵と同じように経験を積めば少しは文章もましになっただろうと思って読んでみた。
    確かに変な日本語は大分改善されたみたい。
    そしてやっぱり、勢いで書いて「はいできた!」で出版しちゃった感じ。
    帯によると、山田悠介史上、最強の最新作。
    ・・・。
    登場人物はまだまだ薄っぺらだけど、各々見分けがつくようになったこともあり、多少読みやすくなった。
    しかしそれまで。全てにおいて安易すぎる!
    高校生で知識も乏しいといっても、登山をなんだと思ってるんだ。
    一刻も早く復讐を果たしたいという気持ちを表現したかったのか?と勘ぐってみたが、どう考えても裏目に出ていて違和感しかない。軽装備だとしても、食料・水くらいは持っていくだろう、普通。
    そして、友情の描写の薄っぺらさ。心臓の悪い好きな女の子を救うにはどうしたらいいんだろう?しか書かれておらず、深みを出すならもっと良心ではない部分での葛藤も表現して欲しかった。無理か。

    個人的なことだけど、中学生くらいに書いていた自分の小説のことを思い出して夜悶え苦しみそう。

  • 4人の結束は素敵だったけど、加納に騙される辺りはあからさますぎて、ウソでしょーと思った。
    最後の最後でちょっと出てきたやつが黒幕とか、山の頂上でケータイ→救助隊呼ぶってのもいまいち。

  • 普通かな。

  • 4人の少年が銀行強盗をして、離ればなれになる。そして4人はナゾの少女に会って、人生がかわっていくところがオススメです。

全50件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田悠介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×