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- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738439
作品紹介・あらすじ
一八五三年、鎖国を続ける幕府に開国を迫るため、日本へと向かうペリー提督率いるアメリカ合衆国東インド艦隊。大船団には、士官・水兵のほか、生きた家畜や、その世話をする山羊飼いの少年が乗り組んでいた。通訳官ウィリアムズは、少年の不幸な境遇を知るうち、どこか陰のある一人の士官の行動に不審の念を抱く。その士官こそ、提督の息子、もう一人の「ペリー」だった。開国交渉を続ける艦隊で、やがて水兵の変死事件が起きる…。「与一郎シリーズ」で人気の著者が、ゴールドラッシュに沸くアメリカ本土を背景に、黒船から見た日本の開国を描く書き下ろし新境地。
感想・レビュー・書評
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幕末のいわゆる黒船来港を、アメリカ側(ペリー艦隊側)から描いた歴史小説。
当時の資料がふんだんに織り込まれていて、時代の情勢がわかりやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幕末のペリー来航を主題として書かれたもの。羽太氏のスピード感の或る文章と打って変わった、落ち着いた文章で或ると思う。
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