カルテット3 指揮官

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741583

感想・レビュー・書評

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  • 仕事と関係なく、つれてこられた場所で明かされる
    彼女の背後と、色々な関係。
    動は離れ、静はそこにとどまって。

    一体自分の感情をどうするべきか、と3人3様で悩んでいますが
    男2人に女1人だと、どうしてそれが発生するのか…。
    発生したほうが、確実に話の内容としてはどろっとするか
    すがすがしく進むか…ですが、確実に後者っぽいですが。

    一時の感情で事を起こすと、後で後悔する、と
    ようやく気がついたようですし。
    かと言って、そこからどうなるのかが分かりませんが。
    地味~に話が進んでいますが、どこまでなんでしょう、これ?

  • ちょっと中だるみの感じ、グルカキラーとか父親とか話は膨らみますが、次で決着がつくのでしょうか?

  • カスミの父親とか過去が出てきて

    タケルの家族を殺した犯人の手がかりも出てきました。

    クライマックスへむけての序章的な感じでしょうか。

    でも、途中で出てきた恋愛要素っているの?

    何かの伏線とかになってるならまだしも

    ドラマ用に恋愛要素無理矢理入れたとかだったら悲しい。

    う~ん・・・。

    2巻が面白かっただけに消化不良の3巻でした。

    4巻に期待。

  • シリーズ第3弾。
    いくつかの謎が明らかになるも、全体的に消化不良な印象。
    ワクワクするシーンがあまりないのも寂しい。
    最終巻でどのようにまとめてくれるのかに期待。

  • 3巻目にして、やっと話の輪郭で見えてきて、藤堂という巨大な敵が登場して物語の骨格整ってきた。作者らしくなってきて、ハードに進めていただきたいとは思うが、やはりテレビドラマの脚本ベースのため、何故、主人公たちが簡単に殺されないのか、簡単に敵役を見かけてしまうとか、突っ込みどころは多い。4巻で終わる模様だが、中途半端に終わってしまわないことを望みたい。

  • あまりにも話が安易というかお手軽というか‥

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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