- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048839488
感想・レビュー・書評
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スイーツを巡るエッセイ集。
写真と程よい長さの文章。疲れなくて良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甘き死
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お堅い本を読んだあとのブレイクタイムに能に甘味を注入。「なんてこんな無駄なカロリーを摂取しなくてはならないのだ!」ではなく、「なんてこんな無駄な時間を浪費しなくてはならないのだ!」と叫ばなくてもいい本。表現は実に官能的でもある。「あまから地獄」に同意。
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写真付きエッセイ。
春夏秋冬、季節限定のものもあれば
いつだって食べたい甘味多数。
確実に空腹時に見てはいけない内容です。
文章だけならともかく、写真までついているという
非常に危険な物体です。
とはいえ、文章だけでもあれですが…。
途中、ものすごく甘味を食べたくなってしまいました。
当然のことながら、売っている場所は都会ばかり。
最後の方にある、不二家の話には
まったく共感できませんでした。
食べた事、ないですけど…。 -
2015/4/25 読了
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表現力が独特で(笑)シュークリームが「ママのおっぱいを懐かしむ」ものなら、エクレアは「ママの味となることを拒否しています。・・・お母さんがわが子に断乳させるためにおっぱいに恐い顔を書くように表面にはチョコレートが塗られている」の描写には笑いました。
エクレアをこんな風に分析する人はいないですよねえ。さすがです。 -
しつこかった。
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最後まで読み終えたが、「なのでした」の多用が気になり途中で投げ出そうかと思った。写真は良いのに...
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酒井 順子さんの春夏秋冬、甘いものエッセイ。書き下ろしで上海・タイ・京都での甘い物紀行あり。東南アジアの甘いものは日本とはまた違った感じで美味しいよなあ…。私も甘いものを「スイーツ」にひとまとめで呼ぶのはなんだかなです。