ブラック・ブレット (3) 炎による世界の破滅 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.07
  • (29)
  • (33)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 368
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048864770

作品紹介・あらすじ

東京エリアを、怪物ガストレアの侵入から守っている巨大モノリス。その一部に崩壊の危機が訪れる。無数のガストレアに蹂躙される日が刻一刻と近づく――。ますます緊迫感が増すヒロイック・アクション第3巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ライトノベル

  • 総力戦の準備編であるはずが、最後がキツかった。延珠には酷だろう

  • 初の続き物。4への流れなので巻数通り読むこと。モノリスの崩壊という一大イベントだが、本格的な戦闘や事態の収拾は4がメイン。

  • まず表紙がカッコイイ。特に木更さんの刀がタイトルよりも手前に描かれているところとか。

    新たな仲間・ティナを加え、延珠の青空学校への通学も決まり、束の間の平穏を満喫する4人。
    それも束の間、数日のうちにモノリスの1つが崩壊、東京エリアの壊滅が決定的となる。それを阻止するため、蓮太郎たちは仲間集めに奔走する…といった話。
    前後編のうちの前篇のため、内容としては次の巻へと繋げるための話な感じ。
    とはいえ、とある民警との戦いは面白かった。新しい少女の登場や、ティナの射撃以外の戦い方も見られて面白かった。
    そしてラストにかけての絶望的展開の連続は半端じゃない。この世界における普通の人間の負の部分が露骨に出た感じで、胸が締め付けられた…。

  • 東京エリアが危機になって、そのための仲間探しから始まって、なかなかいい感じに話が進んでたのにラストの絶望がやばい…。

    いよいよ4巻では戦いの始まりのようなのでどうなるか…楽しみです。

  • 東京エリアを賭けた壮絶な戦いが幕を開ける! 様々な謎のヒントも姿を見せ始め、ますます目が離せない。最後はつらかった……。

  • 神崎紫電先生の作品。
    希望と絶望のバランス、スピード感が秀逸。
    作中に心にくるセリフもたまらない。

  • 途中から何となく嫌な予感はしてたんだけど、やっぱり上下巻だった!
    ところどころ無駄に陰惨なシーンがあるけど、話自体はほとんど進まないので内容的には☆3。でも、はやく第三次東京会戦が見たい、という期待値を込めて☆4で。

    日常シーンがアレなのはもうあきらめるとして、もうちょっとだけ文章がうまくなってくれれないかなあ。

  • 第3巻を読破。

    名付きのガストレア「アルデバラン」の仕業により、絶対防御壁であるモノリスが白化。

    東京エリアはゆっくりと、けれど確実に滅亡というカウントダウンを刻んでいて。

    外周区で『呪われた子供たち』の青空教室で教鞭をとっていた蓮太郎たちのもとにも、聖天子みずから事態を説明しにきたり。

    絶対に避けられない破滅という、極度の緊張感に耐え切れなかった私は、第1巻から読み直したりしました(実話)

    前半は蓮太郎とティナちゃんのデート――じゃなくて、ともに戦う仲間探し。

    途中、物乞いをしている女の子と出会ったり、菫先生にめちゃくちゃ呪詛をかけられてる蓮太郎くんに噴きましたw

    菫先生、どんだけ蓮太郎くんを陥れたいのかww

    社会的に抹殺する気満々としか見えません。

    それでも本気のほんとに蓮太郎くんや延珠ちゃんのことを心配してくれてたりするんですよね。

    なので私は菫先生好きだなあ……死体愛好家だけれども。

    苦笑

    ガストレア大戦中の歴史が真っ黒に塗り潰されていたりして、謎はまだまだ深まるばかり。

    七星村という、第1巻に出てきた〈七星の遺産〉に関係してそうな名前も出てきました。

    っていうか、もしかして名前付きのガストレア――ゾディアックって、その村の子どもとか、住民がガストレア化したから、とかだろうか?

    なんの変哲のない三輪車に引き寄せられてスコーピオンが現れたりしていたし。

    なんてことを考えながら読んでいました。

    蓮太郎くんの兄弟子が登場したのもなにかの伏線なのか、たんなる偶然なのか。

    一組でも民警ペアが必要なときに、単なる喧嘩で相手を殺した姿なき民警ペア。

    死体の描写を見るかぎり、もしや彼らがとうとうやってきたのかなあ……と。

    なにしろ、あの人が望んでいる展開ですものねー。

    さて、青空教室で教鞭をとることに楽しさを見いだしていた蓮太郎くん。

    間近に迫る滅亡という恐怖に人々の倫理もモラルもあっさり崩壊して、暴力の矛先は『呪われた子供たち』にまで及んで。

    ラスト方面はもう……ね。

    思わず「もう、逃げてもいいんだよ?」って言いたくなりました。

    延珠ちゃん……°・(ノД`)・°・

    とうとう倒壊したモノリス。

    蓮太郎くんたちは東京エリアを死守することができるのか。

    第4巻の発売が今から楽しみです。

  • 世界の危機に瀕した主人公が、仲間集めに奔走する。

    というのはよくある展開だと思いますが、美少女ばっかり集めなかった点はとても、とても高く評価したい。

    ハーレムも悪くないですが、やはり男同士の仲間意識というか。純粋に再会を喜び合う兄弟弟子とか、かつて敵同士だった相手とも拳を交えたうえで互いを認め合って共闘を誓うとか。
    そういうロマンも大事だと思うのね。

    今回は大きな戦いの準備段階だったけど、非常にワクワクした巻でした。

全13件中 1 - 10件を表示

神崎紫電の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×