機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z 刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼(3) (DENGEKI HOBBY BOOKS)

著者 : 神野淳一

• アスキー・メディアワークス (2012年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

コンペイトウを攻略され、牙城の一角を切り崩されたティターンズは、完成したコロニー・レーザーの力を誇示するため、エゥーゴの拠点であるサイド2への攻撃を決行。18バンチのコロニーに巨大な穴を穿った。自軍の暴挙を目の当たりにしたアーネストは、これまで噂に聞いてきたティターンズの悪行が真実だったと認めざるを得なかった。しかしアーネストは仲間を、とりわけロスヴァイセを見捨てることができず、生き残るために戦う決意をする。だが、ヴァンたちアレイオーンMS隊との激闘の最中、シャーマン・フレームの干渉により、ロスヴァイセの精神が崩壊し、幼児退行してしまう…。

感想・レビュー・書評

[mui-muiさんの感想 · 2013年3月4日]

ティターンズの凋落と強化人間を巡る悲劇が、Zの物語としてはリアル。
バスクとシロッコの確執の影で、ティターンズの将兵がいかに苦悩し翻弄されていたか。Zガンダム本編ではあまり描かれなかった面を、よく描写出来ていると思う。