- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048915342
作品紹介・あらすじ
口先で騙り、金も力も愛も手に入れた少年フィッツラルド。ついに王座にまで手をかけた-と確信した刹那、気まぐれな運命は彼を嘲笑う。周辺諸国の謀略に巻き込まれ、その手から王座という宝が零れ落ちたとき、少年は再び死闘の海へと乗り出すことを決意する…。複雑に絡み合った罠、信じていた人間の裏切り、そして忍び寄る暗殺の手。フィッツラルドは果たして、自らを翻弄する運命に、打ち勝つことができるのか-?痛快な時代ロマン小説。
感想・レビュー・書評
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王になるには様々な障害があって簡単には行かないものの、フィッツラルドがいつも冷静なので大船に乗った気で入られる(笑)。しかしローデン国って、まだまだ王様若いのに息子に譲位しちゃうんだね。すると在位期間短いなぁ。口出ししたくなるよねえ。面白いから早く続きを読みたいのだけれど、そろそろ2年になるのよね。続きはまだかな?
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2014/07/17
移動中 -
泥仕合の始まりですね。とりあえずリズとフィッツラルドは同盟を組むのかなーとか未来を予想したり。なかなか入り組んでました。
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口先で騙り、すべてを手に入れたフィッツラルド。ついに王座にまで手をかけた―と確信した刹那、周辺諸国の謀略に巻き込まれ、少年は再び死闘の海へと乗り出すことを決意する。
相変わらず、堅実で面白い小説でした。
魔法もない、無償で捧げられる忠誠も協力もない。ですが、痛快でなぜか達成感も味わえる小説です。
フィッツラルドは内面も(外面も?)美しくないヒーローですが、狡猾さが読んでいて非常に面白い。本当の玉座の主ってこういう感じなんだろうな、と思いました。 -
前作で見事、王の座を勝ち取ったフィッツラルド
滞りなく戴冠式を迎え、ローデンの王となるはずだったが
王の即位に必要とされる
大国からの許可状に「不備」があり——
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面白かった!
あの手この手で相手を言い含め
謀り
着々と目指すべき道を詰めていく様は
読んでいて気持ちがよかった
堅実っていいねぇ←
ただなんでヘイグルがあんな衝動を抱えてラストに至ったのか…
リズのことは残念だったなぁ
続編があるっぽい
期待 -
なんだか面白そうだったので購入。
見た目普通でぱっとしない王子様が智力でのし上がるお話。これが1巻かと思ったら2巻だった。後で1巻の方も読んでみたい。
お話に派手さはあまりない。淡々と進んでいく。だけど、読んでると面白い。言葉で渡り合う姿勢がかっこいい。ここが特に面白い!っていう場面は挙げられないんだけど、全体を通して主人公の姿勢がブレないのが素敵だった。 -
続きが欲しいよ!っていってたら、続きが出てくれて狂喜乱舞しました。ヽ(=´▽`=)ノやったー!!!是非第三弾も!第三弾も希望します!!