- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048917445
作品紹介・あらすじ
黒塚部隊によって、"蜂"と"蜻蛉"、そして竜胆の体が奪われた。九曜たちは仲間を奪還するため、鬼虫四番式"蜈蚣"弩将の井筒を目覚めさせようとする。しかし理論上は正しいはずの蘇生実験は、失敗を繰り返していた。そんなある日、叶葉は帝都"東京"の町中で行き倒れている少女を助ける。"クルス"と名乗る少女は、去り際に「南が明るくなったら逃げろ」と叶葉に告げた。そして彼女の言葉通り、南から敵襲がはじまり-?果たして九曜は自らの半身"蜂"を取り戻すことができるのか。そして謎の少女・クルスの正体とは!?最強の兵器たちが繰り広げる神速アクション第4弾!
感想・レビュー・書評
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ムカデ復活、久留須ちゃんかわいい
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九曜も剣菱も井筒もみんなかっけえ
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第4巻を読破。
前回、なんとか〈星鉄〉の半分を入手することができた九曜たち。
その〈星鉄〉を使って、手もとに残っている〈鬼虫〉復活を目論むのだけれど――
唯一、機体と本体が無事な四番式の井筒さんの覚醒を目指すのだけれども、目覚めない。
万字さんは本体が炭化しまくっているからどうしようもなくて――って!
炭化って((゚Д゚ll))
自爆したって話ですが、どんだけ火力がすごいんだ、この人の能力。
なんて思っていたら、どうやら万字さんと縁のありそうな子が登場。
とってもぼんやりした子かと思っていたら、あるスイッチが入っちゃうと苛烈な性格に豹変して。
万字さんと同じ能力を持った〈甲虫〉乗り。
もしかして、もしかする? とか思いながら読み進めていました。
ツイッターにリアルタイムで感想を投下しまくっていました(;^-^)
もうドキドキハラハラしまくりでしたー。
久留守ちゃんのシーンとか、心の声を思いきり投下していたww
というか、自分「………………え?(゚Д゚;)」ってツイートしたとこ、いったいどこのどんなシーンでつぶやいたんだろう?>ミステリー
内通者の件も一応は解決した、と思いたいけれどなあ。
どうにも彼が「センセイ」とは考えられないんだよなあ。
ってことは、まだ奥深いところに内通者は潜んでいそうだよね?
敵の方にも同じ名字の人がいたけれど……これはなあ。
確かに容疑者の一人だけれど、あからさますぎて怪しいんだよなあ。
私の推測なんて当てにはならないんですけどねー。
とりあえず第一容疑者は室長です。
内通者云々の前に「こいつ怪しい」と思っていたのが可児さんでした、なんて口が裂けても言えないww
万字さんの死の真相も気になるし、虎杖さんと竜胆さんの関係性も。
あと、ふとした拍子に思い出しちゃったのですが、叶葉ちゃんのご主人の「伍長」さん。
彼も後々関わってくるのかしらん。
尽天だけが例外的に長かった、みたいなことが書いてあったからつい、ね。
さて、いろいろと――本当にいろいろと裏事情やら画策やらが出てきました。
九曜たちにも戦力が加わったし!
次もwktkです(*゚∀゚)
それにしても――
笑顔がものすごく胡散臭いです、姐さん。
爆笑 -
個人的には1巻をピークに段々と盛り下がってきたため4巻は読むのやめようかとも思っていたんだけど、評判の良さから手にとってみたら…1巻並みにすごく良かった。
死んだとされた鬼虫を次々と出すのはどうかと思わなくはないんだけど、やはり彼らが出てくると物語に厚みが出るね。
昔の仲間が今は敵味方に分かれて、というのは好きなシチュエーションだし、昔話も交えながら鬼虫の話を広げていってほしい。
…ただそうなると鴇子がますます存在感なくなるけどw -
4
鬼虫メンバーの大よその性格・戦闘スタイルが出揃った。
(文庫未収録短編含む)
敵の主要メンバーの名前も出揃った。
敵詳細不明なところも多いが、それ故に続きが楽しみ。
九曜の人間時代の名前が判明するより先に、竜胆の本名が最後にわかった。
同時に黒塚部隊の隊長との関係も。
まだ目覚めていないが、いずれ目を覚ました時、竜胆がどちらにつくのか楽しみ。 -
相変わらず硬派で熱いバトル展開ですね。
裏をかくような予想外の展開や攻撃はありませんが、
シンプルで王道というのが逆にすっきり硬派ですよねっ。
久留守の動機や扱いの中途半端さが、
いつも思う展開の強引さに繋がってましたが、
今巻に関しては、個人的にそこまで気にならなかったです。
1巻並みの面白さだったと思います。
以下ネタバレ感想はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/29217305.html -
蜂と蜻蛉を奪い返す話.著者自身があとがきや告知( http://bit.ly/18YBdzO )で豪語する通り,ド派手なバトルアクションだった.前巻の蜘蛛vs天道のようなメカニック部分での衝撃度は劣るものの,火力vs火力による力押しもこれはこれでよい.
叶葉と九曜のシーンも別の意味で濃い,というか壁ドン. -
鬼虫の要・星鉄を手に入れた九曜たちは四番式・井筒の復活を試みるも中々成果を結ばない。そんな中、叶葉は勤め先の捨屋の前で行き倒れになった少女・久留守を助ける。インバネスコートに帽子という季節はずれの出で立ちの久留守は叶葉の申し出もそこそこに(でもしっかり三人前は食って)「南があかるくなったら、あぶないから、にげたほうがいい」と言い残すと姿を消す。果たして帝都は炎を操る甲虫の襲撃を受ける中、弩将の井筒が目を覚ます――。
溜めが長いことが特徴なのかも知れない。だがそれがいい。今巻は目覚めた井筒の逡巡を巻の半分ほどの時間(尤も他の描写も並行しながらなので、単純に半分とも言えないが)を使って悩ましている。その分、終盤の高出力・大火力がちょうきもちいい。大体主人公がその枠を埋めるのだが、九曜は「真面目な新人」と評されるだけあってあんまりガンつけたりオラオラオラとは言わないタイプなので、一人くらいはこんなメンバーが欲しい、というところにしっかりはまってくれた感。
他の主要メンバーに関してもそれぞれの役回しが生きている。九曜と菊丸のコンビは毎度白兵戦が楽しみであるし、新たに登場した久留守に関しては、個人的に今後の展開に期待をしている。剣菱と巴に関しては主戦力で出ずっぱり感あるので、何となく心配であるが。