いでおろーぐ!5 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048921855

作品紹介・あらすじ

「文化祭における生徒会との闘争で、反恋愛運動の革命的勝利を果たすのだ!!」
 夏休みにリア充への怒りを新たにし、恋愛至上主義の極みとも言うべきイベント、文化祭を反恋愛闘争の天王山と定めて準備を進める反恋愛主義青年同盟部。しかし、その動きを察知した生徒会に先んじられ、革命拠点たる地下アジトを壊滅させられてしまう。
「地下アジト陥落の責任をとって、私は、議長を辞任する――」
「領家、お前は除名だ。軟弱者はこの部に必要ない、今すぐ出て行け!!」
 そして反恋部対生徒会、史上最大の闘いが始まる。リア充爆発アンチラブコメ第5弾、非リア充全面的解放の日は近い!

感想・レビュー・書評

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  • 【Bookwalker読み放題】恋愛至上主義の生徒会と反恋愛主義青年同盟部が激突する今回。地下アジトが壊滅させられ、領家の議長辞任宣言があったりと不穏な空気が漂う前半を乗り越え、後半文化祭におけるイデオロギーのぶつかり合い、実力行使を伴う闘争へと向かう展開は実に熱かったですね。また今回は生徒会長・宮前に焦点が当たり、苦悩を抱える彼女の境遇を知って少し同情しますが、それを強いていたのは反恋愛を謳いながらリア充的行動をしている領家と高砂であったのは何たる皮肉か。爆発しろ!と叫びたくなる宮前の気持ちは良く分かります。さて会長が反恋部に転向したことが活動の方向性にどう影響するか。続きが楽しみです。

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著者プロフィール

第21回電撃小説大賞《銀賞》を「いでおろーぐ!」にて受賞。2015年、同作にてデビュー。

「2018年 『いでおろーぐ!7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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