天保院京花の葬送 ~フューネラル・マーチ~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2017年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048926805
作品紹介・あらすじ
天保院京花には、俗に言う『第六感』が備わっている。でも実際は、人よりちょっとだけ、目がおかしくて、耳が変で、鼻が異常で、舌が特殊で、肌が異様なだけ――。
廃墟の洋館で起きた殺人事件。現場に集まったのは、霊感女子高生の京花、トラブルメーカーな元女装少年の人理。不良出身の熱血刑事・竜弥、そして、麗しきナルシスト霊能者の行幸。
喪服を纏った女子高生・京花が、おかしな奴らと『謎』に挑むとき、事件は意外な結末を迎える――!
感想・レビュー・書評
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廃屋で起こった殺人事件にやってきたのは
警察と、黒尽くめの少女。
霊が見えて、その死に際もわかるけど
非常に大変な思いをする少女。
が主人公かと思いきや、違いました。
現場の下っ端? が多分、主人公かと。
この彼の妹も大変分かりやすく『女の子』でした。
今現在が普通だと思えば、苦労するよ、な感じの。
途中で出て来た霊能者も、ものすごく自己中というか
自分を持っているというか。
事件自体は解決しましたが、個性が強すぎて
読み終わって、うすい記憶になってます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
殺人件場でどう殺されたかを体現できる能力をもつって恐ろしい…。呪いがたくさん重なっているのと、お話の時系列が行きつ戻りつなのが混乱したけど、霊感のある警察官やら芸能人霊能者やら不思議天然君やらキャラは面白い。
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【収録作品】正義の端くれ/無能トラブルメーカー/華麗なる天才霊能相談士/喪服の魔女/フューネラル・マーチ/エピローグ
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全ての現象の始まりはたった一人に対する想いから。
てっきり、あの三人だけが何か事件に関係しているものだと思っていた。
一連の事件の犯人であり、過去にも関係ある人物がとても予想外だった。
それにしても、彼女の霊障は正直体感したくもないし実際に現場を見たくもないな…。 -
【『探偵・日暮旅人』シリーズ山口幸三郎が描く、喪服の女子高生・京花が紐解く不可思議ミステリ】
天保院京花には、俗に言う『第六感』が備わっている。でも実際は、人よりちょっとだけ、目がおかしくて、耳が変で、鼻が異常で、舌が特殊で、肌が異様なだけ――。
廃墟の洋館で起きた殺人事件。現場に集まったのは、霊感女子高生の京花、トラブルメーカーな元女装少年の人理。不良出身の熱血刑事・竜弥、そして、麗しきナルシスト霊能者の行幸。
喪服を纏った女子高生・京花が、おかしな奴らと『謎』に挑むとき、事件は意外な結末を迎えることに――!?