博多豚骨ラーメンズ6 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.86
  • (13)
  • (26)
  • (17)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 298
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048928328

作品紹介・あらすじ

麻薬を巡る闇組織の抗争に沸く博多に、メキシコから凶悪な麻薬カルテルが上陸! 狙われた博多に、かつてのメキシコ史上最悪の麻薬戦争が甦ろうとしていた。
 その頃、小さな諍いで仲違いをした馬場と林にも、別々の依頼が舞い込む。仲直りできないまま、馬場、林、そして二人を援護する榎田も、多国籍のスパイが入り乱れる麻薬抗争に敵味方で巻き込まれていく。壮絶な討ち合いで浮かびあがる“ベラクルスの処刑人”。そんな中、ついに仲間の一人が囚われて……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 感想
    今回はメキシコの麻薬カルテルが加わったドタバタ劇。今までに散々ヤクザの組や中国マフィアが、結果的にラーメンズの活躍で潰されている福岡は実は安全?とも思ったりする。

    所々で出てくる料理も美味しそうで福岡に行きたい。

    あらすじ
    今回は拷問師のマルティネスが主役。福岡では乃万組と中国人の間で麻薬取引を巡るゴタゴタが発生していた。乃万組には馬場が、中国人には林が雇われ、戦いに。

    一方、マルティネスは昔メキシコカルテルにいた時に逃したアメリカDEAのリカルドに偶然会い、乃万組に潜入し、麻薬の情報を取ってくるように命じられる。

    そこにマルティネスがかつて所属していたメキシコカルテルが福岡に進出しようとしていた。

  • 6作目はマルティネスの回。
    彼の過去。日本、中国の麻薬闇組織。それを追うアメリカの捜査官。
    そして、その捜査官とマルティネスの過去の因縁など…。
    内容が盛りだくさんな物語でした。
    加えて馬場と林のケンカも加わり、彼らも事件に巻き込まれていき。
    内容が今までより濃く、物語の把握が今回大変かも。
    やたらカタカナ多いし(笑)

  • 馬場さんとリンちゃんは相変わらず仲良く喧嘩してて大変めんこいのですが、今回メインを張ってたマルさんとリカルドのコンビがちょっとたまらん萌えるのでスピンオフが欲しい

  • 頼れる主砲のマルさんが今回の主役。出身国もわかって、ノリノリな展開でさくさく読み進めることができた。

  • 林、榎田、ジロー&ミサキに続き、今回は拷問師マルティネスがメインの話。彼の過去から南米の麻薬密売組織との因縁、まさかの博多上陸と大乱闘。マルティネスのキャラはもともと結構好きだったが今回は特に「マルさんカッコいい!」と言いたくなった。馬場と林の痴話喧嘩も良かったし、馬場が大事にしていたホームランボールを林のために投げたシーンにはグッときた。確かに読者から見ても、馬場は主人公ながら一番謎の多いキャラでもある。今後、自分の過去について話すことはあるのだろうか。

  • 今回は拷問師マルティネスがメインの話。
    毎回マンガを読んでいるような感じ。
    馬場と林の喧嘩から始まるけど、最後いい感じで終わって良かった(笑)
    ケンカしたまま終わらないだろうとは思っていたけど、本当に最後の最後だったな。

  • マルさんかっこいい!

    別に言わされたわけではありません、はい。

    人口の3%が殺し屋の街、博多で繰り広げられる
    アウトローたちのお話、第6巻

    今回は豚骨ナインズの拷問屋、マルティネスにスポットが当てられた話に

    仕事の関係で敵対することも多いナインズたちの
    カオスな錯綜ぶりは今回も必見

    最終的には仲間を助けちゃう彼らが好き
    馬場とリンちゃんの親子ぶりもなごむなぁほんと

    アニメ待ち遠しいです!!!

  • 物語に散りばめられた伏線を最後にしっかり回収する。
    話の内容も面白く、読みやすいので一気に読んでしまう。

    自作が楽しみです。
    漫画も買ってみようかな。

  • シリーズ6巻も面白かったです。今回は拷問師のマルティネスが中心。マルさん、いい人だな。拷問師だけど。博多より外国の方がやっぱり物騒では…と思ってしまいました。林と馬場さんが喧嘩してたけど、なんだかんだで仲良しで良いです。でもジローさんやミサキ、斉藤くんが出てこなかったからちょっと寂しいです。「これ持って、はよ断りば言うてきんしゃい」が今回のローカルネタかなぁ。続きも楽しみです。アニメも待ち遠しいです。

  • 今回は拷問師マルティネスがメインのお話(^^)国際的な麻薬絡みの争いが起き、いつもどおり人もパタパタ死ぬのに、何故か笑える!(^o^;)馬場と林くんのケンカが微笑ましく感じる(^^;)(二人とも殺し屋なのに(--;))それを仲裁するマルティネスも良い人に思える♪(拷問師なのに(--;))

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

8月27日生まれ、福岡県福岡市在住。第20回電撃小説大賞<大賞>を受賞し本作でデビュー。趣味はプロ野球観戦と海外ドラマ鑑賞。明太子と猫と守備の上手い選手が大好き。2週間に1回はバッティングセンターに通い、いつかは100キロの球を打ち返せるようになるべく練習中。

「2023年 『博多豚骨ラーメンズ12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木崎ちあきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×