この終末、ぼくらは100日だけの恋をする (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.20
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本棚登録 : 267
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048935838

作品紹介・あらすじ

高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。はずだった。
 卒業から一年とすこし後。目の前に突然現れた彼女は、それがまるで運命であるかのようにこう告げる――。
「100日間だけ、いっしょに住みませんか?」
 二人きり、ひとつ屋根の下で始まった田舎での共同生活。時を重ねるほどに近づくぼくらの距離。しかし、彼女は大きな秘密を抱えていて――。
“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋の物語が動き出す奇跡の恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    んー?いや切なくていいお話でした、けど。
    なんか、ん??ってなっちゃった
    あの少女?的なのはなんだったんだろー?とか。

    でもまぁそれはそれとして、優しい愛のお話でした。

  • 中学に入り、孤児であることを理由にいじめにあってから他人を巻き込まないよう外見を変え孤高の不良になった悠木。高校でもそのままいってしまったが高2の夏、凪さんに一目惚れをしたー

    ◆イラストがちょっと残念。ずっと孤高だったのに凪さんを呼び出す知り合いがいるんだ?とかちょっと…不思議設定以前に内心…すいません(笑)

  • 基本、ファンタジーである。
    現代科学では割り切れない状況設定で、
    まぁハナからフィクションと思って読む(^ ^

    が、分かってても、先が読めたとしても、
    読んで面白いものはやはり面白い(^ ^

    「マンガじゃん」と思うようなキャラ設定も、
    現実味はあまりないが当人達の心象描写が巧みで
    引き込まれて読まされてしまう(^ ^

    正直、展開もオチもほぼ予想通りではあった。
    が、「意外性」に頼らなくても
    きちんとエンタテインメントとして成立している。
    これぞ「筆力」というものなのだろう。

    何気ない日常の描写が美しい(^ ^
    ふとした瞬間に気づく「自分の心の動き」が愛しい(^ ^
    そして、運命に翻弄され、嫌も応もなく成長していく
    主人公たちがまぶしい(^ ^

    読後、思わず「いい人」になってしまいそうな一冊(^ ^

  • 【“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋が動き出す奇跡のラブストーリー。】

     高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。はずだった。
     卒業から一年とすこし後。目の前に突然現れた彼女は、それがまるで運命であるかのようにこう告げる――。
    「100日間だけ、いっしょに住みませんか?」
     二人きり、ひとつ屋根の下で始まった田舎での共同生活。時を重ねるほどに近づくぼくらの距離。しかし、彼女は大きな秘密を抱えていて――。
    “100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋の物語が動き出す奇跡の恋愛小説。

  • 2017年12月メディアワークス文庫刊。書下ろし。終末世界を描くファンタジー。似たような韻を踏むタイトルが流行りなので、二番煎じかと思いましたが、オリジナルティあふれるストーリーで、楽しめました。恋を語るための世界が、うまく構築されていて、面白かったです。

  • 予想外にSF要素があったせいでそちらに期待しすぎてしまい、きれいすぎる恋愛小説で終わってしまったのが物足りなかった。占い師はなんだったんだ?

  • タイトルから大まかな流れはなんとなく予想がつきました。
    大きく裏切ることはなかったです。
    けれど切なくて優しいお話だな、と思いました。

    時たま例えがくどいと感じるところはありました。
    分かりやすい気はしますが。

    凪のキャラがクールというのが
    なんとなくわかりづらいです。
    悪くはないですけど。

    悠木と凪の関係は好きです。
    暖かくてふんわりしてて
    少し切なくて。

    大きな心配もなく、読み進められました。
    面白かったです(*´∀`)
    1日1日を、大事な人を
    大切にしながら生きていきたいな、と感じました。

  • 消えてしまう日が分かったとしたら。
    彼女の様に穏やかに自分なら暮らすことは出来ないだろうな…。
    二人の物語の続きは、幸せであってほしいな。

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著者プロフィール

東京都在住。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』がシリーズ累計40万部を超える人気シリーズとなる。メディアワークス文庫から刊行された青春小説『この終末、ぼくらは100日だけの恋をする』のヒットで新境地も開拓。

「2023年 『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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