この終末、ぼくらは100日だけの恋をする (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2017年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048935838
作品紹介・あらすじ
高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。はずだった。
卒業から一年とすこし後。目の前に突然現れた彼女は、それがまるで運命であるかのようにこう告げる――。
「100日間だけ、いっしょに住みませんか?」
二人きり、ひとつ屋根の下で始まった田舎での共同生活。時を重ねるほどに近づくぼくらの距離。しかし、彼女は大きな秘密を抱えていて――。
“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋の物語が動き出す奇跡の恋愛小説。
感想・レビュー・書評
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#読了
んー?いや切なくていいお話でした、けど。
なんか、ん??ってなっちゃった
あの少女?的なのはなんだったんだろー?とか。
でもまぁそれはそれとして、優しい愛のお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基本、ファンタジーである。
現代科学では割り切れない状況設定で、
まぁハナからフィクションと思って読む(^ ^
が、分かってても、先が読めたとしても、
読んで面白いものはやはり面白い(^ ^
「マンガじゃん」と思うようなキャラ設定も、
現実味はあまりないが当人達の心象描写が巧みで
引き込まれて読まされてしまう(^ ^
正直、展開もオチもほぼ予想通りではあった。
が、「意外性」に頼らなくても
きちんとエンタテインメントとして成立している。
これぞ「筆力」というものなのだろう。
何気ない日常の描写が美しい(^ ^
ふとした瞬間に気づく「自分の心の動き」が愛しい(^ ^
そして、運命に翻弄され、嫌も応もなく成長していく
主人公たちがまぶしい(^ ^
読後、思わず「いい人」になってしまいそうな一冊(^ ^ -
【“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋が動き出す奇跡のラブストーリー。】
高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。はずだった。
卒業から一年とすこし後。目の前に突然現れた彼女は、それがまるで運命であるかのようにこう告げる――。
「100日間だけ、いっしょに住みませんか?」
二人きり、ひとつ屋根の下で始まった田舎での共同生活。時を重ねるほどに近づくぼくらの距離。しかし、彼女は大きな秘密を抱えていて――。
“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋の物語が動き出す奇跡の恋愛小説。 -
2017年12月メディアワークス文庫刊。書下ろし。終末世界を描くファンタジー。似たような韻を踏むタイトルが流行りなので、二番煎じかと思いましたが、オリジナルティあふれるストーリーで、楽しめました。恋を語るための世界が、うまく構築されていて、面白かったです。
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予想外にSF要素があったせいでそちらに期待しすぎてしまい、きれいすぎる恋愛小説で終わってしまったのが物足りなかった。占い師はなんだったんだ?
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タイトルから大まかな流れはなんとなく予想がつきました。
大きく裏切ることはなかったです。
けれど切なくて優しいお話だな、と思いました。
時たま例えがくどいと感じるところはありました。
分かりやすい気はしますが。
凪のキャラがクールというのが
なんとなくわかりづらいです。
悪くはないですけど。
悠木と凪の関係は好きです。
暖かくてふんわりしてて
少し切なくて。
大きな心配もなく、読み進められました。
面白かったです(*´∀`)
1日1日を、大事な人を
大切にしながら生きていきたいな、と感じました。 -
消えてしまう日が分かったとしたら。
彼女の様に穏やかに自分なら暮らすことは出来ないだろうな…。
二人の物語の続きは、幸せであってほしいな。